ダウンロードリスト

プロジェクト概要

本ページはLinux-HA Japan 開発者向けサイトです。
プロジェクトのメインサイトはこちらです http://linux-ha.osdn.jp/
成果物のダウンロードはこちらですhttp://osdn.jp/projects/linux-ha/releases/
現在開発中のソースコードはこちらですhttps://github.com/linux-ha-japan

Linux-HA Japanプロジェクトは、Linux上で高可用クラスタシステムを構築するための部品として、オープンソースの、クラスタリソースマネージャ、クラスタ通信レイヤ、ブロックデバイス複製、その他、さまざまなアプリケーションに対応するための数多くのリソースエージェント、などを、日本国内向けに維持管理、支援等を行っているプロジェクトです。

主な製品として、Pacemaker , Heartbeat , Corosync , DRBD等を取り扱っています。

※現在、Linux-HA Japanの独自開発機能は個別にリリースしておりません。独自開発機能が必要な場合は、Pacemakerリポジトリパッケージに同梱されているRPMをご利用ください。

システム要件

システム要件が設定されていません

リリース時刻: 2018-02-14 13:00
[2-02] Pacemaker-1.1系/1.0系リポジトリパッケージ (RHEL6) 1.1.17-1.1 (3 個のファイル 非表示)

リリースノート

Pacemaker利用に必要なコンポーネントを一括してまとめインストールを容易にできるようにしたリポジトリパッケージです。 RHEL 6 / RHEL 7 およびこれらの RHEL互換OSに対応しています。

1.1.17-1.1リポジトリパッケージには、以下のバージョンのコンポーネントが含まれています。

推奨インストール手順では★印のついたパッケージがインストールされます。 太字は 1.1.16-1.1 から変更されたパッケージです。

  • バージョン一覧
    • リポジトリパッケージ
      • pacemaker-repo-1.1.17-1.1
    • 主要コンポーネント
      • pacemaker-1.1.17-1
      • cluster-glue-1.0.12-3
      • corosync-2.4.2-2
      • libqb-1.0.2-1
      • resource-agents-4.0.1-2
      • ldirectord-4.0.1-2
      • crmsh-2.1.9-1 ★
      • pssh-2.3.1-5 ★
    • Linux-HA Japan拡張コンポーネント
      • pm_crmgen-2.2-1 ★
      • pm_diskd-2.3-1 ★
      • pm_extras-2.3-1 ★
      • pm_logconv-cs-2.5-1
      • pm_ctl-2.0-1
    • 追加コンポーネント
      • pcs-0.9.159-1
      • fence-agents-4.0.22-1 (RHEL6版)
      • fence-agents-4.0.25-1 (RHEL7版)
  • 補足
    • Heartbeatは今後非推奨とするためパッケージには含みません。
    • ユーザインタフェースとして crmsh, pcs の2種類のコンポーネントを同梱していますが、1.0系と同様 crmsh の利用を推奨します。
    • crmsh の機能のうち、pssh を利用する一部の機能(crm resource secret, crm cluster 等)は利用できません(コミュニティ版psshの制約による)。将来のバージョンアップ(crmsh-2.2系以降)で改善を検討します。
    • crmsh-2.1.9 は、pacemaker-1.1.17 からサポートされた bundle リソース・タイプには対応していません。
    • pcs は本パッケージでは「テクノロジープレビュー」(お試し版)の位置付けで添付しており、実用目的の利用は推奨しません。また利用する場合はさらに依存パッケージの追加インストールが必要です。
    • STONITHプラグインとして cluster-glue, fence-agents の2種類のコンポーネントを同梱していますが、1.0系と同様 cluster-glue に含まれるSTONITHプラグインの利用を推奨します。
    • 1.0.13リポジトリパッケージに含まれていた pm_kvm_tools, vm-ctl コンポーネントは本バージョンには対応していないためパッケージには含みません。
    • RHEL6版のfence-agentsは 4.0.22 を最終版とします。以降の版については、開発者がRHEL6はサポート外であることを明言しRHEL6非互換の修正が入っているためです。

変更履歴

Pacemaker-1.1.16-1.1からの主な差分について記載します。

  • pacemaker-1.1.17-1
    • Docker コンテナの制御用に bundle リソース・タイプが追加されました。(ただし、crmsh は対応していません。)
    • ノード起動時に standby 状態にする機能が追加されました。
    • STONITH 処理のリトライ回数を指定するオプション(stonith-max-attempts)が追加されました。
    • 大規模クラスタ用に、一度に処理される IPC メッセージキューの最大数を指定するオプション(cluster-ipc-limit)が追加されました。
  • corosync-2.4.2-2
    • RHEL6 環境の起動スクリプトに softdog の設定例が追加されました。
  • cluster-glue-1.0.12-3
    • 最新版に追随しました。
  • libqb-1.0.2-1
    • プロセス間通信バッファ破損時に Pacemaker プロセスが応答しなくなる問題が修正されました。
  • resource-agents-4.0.1-2
    • pgsql: PostgreSQL 10 に対応しました。
  • pm_logconv-cs-2.5-1
    • pacemaker-1.1.17 のログに対応しました。
    • ローテートログの探索処理を改善しました。
    • 不完全な変換ログが出力される問題を修正しました。
  • pcs-0.9.159-1
    • 最新版に追随しました。
  • fence-agents-4.0.25-1 (RHEL7版)
    • 最新版に追随しました。