本ページはLinux-HA Japan 開発者向けサイトです。
プロジェクトのメインサイトはこちらです http://linux-ha.osdn.jp/
成果物のダウンロードはこちらですhttp://osdn.jp/projects/linux-ha/releases/
現在開発中のソースコードはこちらですhttps://github.com/linux-ha-japan
Linux-HA Japanプロジェクトは、Linux上で高可用クラスタシステムを構築するための部品として、オープンソースの、クラスタリソースマネージャ、クラスタ通信レイヤ、ブロックデバイス複製、その他、さまざまなアプリケーションに対応するための数多くのリソースエージェント、などを、日本国内向けに維持管理、支援等を行っているプロジェクトです。
主な製品として、Pacemaker , Heartbeat , Corosync , DRBD等を取り扱っています。
※現在、Linux-HA Japanの独自開発機能は個別にリリースしておりません。独自開発機能が必要な場合は、Pacemakerリポジトリパッケージに同梱されているRPMをご利用ください。
フェイルオーバ抑止機能は、Xen仮想環境上において Heartbeat 2.1.4 によるクラスタリングを構築する場合に使用できます。 1つの物理サーバ上に多くのサービスが集中しないようにフェイルオーバを抑止する機能を実現します。
上記の環境の場合、1つの仮想OS上で故障が発生し、リソースが別の仮想OSにフェイルオーバーすることによって、複数のサービスが1つの物理サーバー上で稼動することが考えられます。1つの物理サーバーにサービスが集中すると、サービスの性能劣化が懸念されますが、本機能はこのようなサービスの性能劣化を回避することを目的としています。 運用者が各物理サーバーで稼動可能なサービス数を定義可能とし、故障により定義数を超えてサービスを起動させようとする場合にはフェイルオーバーを抑止する機能を実現します。