デカルト言語は、論理的な推論を中心とした言語として設計しました。
狙っているのは、強力な論理的推論・探索機能があり、関数プログラミング機能を持つオブジェクト群が、人間に近い構文のI/Fによって、並列にマルチコアで動く知的なシステムです。
名前は有名な数学者・哲学者であるデカルトに因んで名づけています。
並列論理プログラミング言語:デカルトdescartes-0.20.0をリリースします。
● 新規の述語を追加しました。また例題の会話キャラクタとLispを更新しました。
● 変更点を以下に示します。
- 例題の会話キャラクタ(Eliza、猫耳、ツンデレ)の更新
- 例題のデカルトLispの更新
- 処理を途中で中断するcatch述語とthrow述語の追加
- 複数の値との一致を調べるEqOR述語の追加
- 一致した値と対応する処理に分岐するswitch述語の追加
- リストのn番目を処理するnth述語とsetnth述語の追加
- オブジェクトのトレース情報の追加
- 指定した長さのリストを作成するpadding述語の追加
以下のバグを修正しました。
- ファイル入力時のファイルポインタの処理異常
- オブジェクトのメソッド呼び出しの誤りを修正
- EOF述語の空白処理の方法を変更
- オブジェクトのクローン処理での新旧オブジェクトの分離処理
使用方法については、添付のドキュメントや以下のサイトを参照してください。
http://sourceforge.jp/projects/descartes/wiki/FrontPage
今後もマルチコア機能、オブジェクト指向、データ解析および人工知能(AI)風のプログラム例を増やしていきます。
● ソースパッケージ
descartes-src-0.20.0.tar.gz
Linux上では、以下のようにコンパイルします。
$ ./configure; make
Cygwin上では以下のようにコンパイルします。
$ make -f Makefile.cygwin
Mingwでは、以下のようにcygwin上でコンパイルします。
$ make -f Makefile.mingw
● Windows用バイナリパッケージ
descartes-win-0.20.0.zip
変更点を以下に示します。
- 例題の会話キャラクタ(Eliza、猫耳、ツンデレ)の更新
- 例題のデカルトLispの更新
- 処理を途中で中断するcatch述語とthrow述語の追加
- 複数の値との一致を調べるEqOR述語の追加
- 一致した値と対応する処理に分岐するswitch述語の追加
- リストのn番目を処理するnth述語とsetnth述語の追加
- オブジェクトのトレース情報の追加
- 指定した長さのリストを作成するpadding述語の追加
以下のバグを修正しました。
- ファイル入力時のファイルポインタの処理異常
- オブジェクトのメソッド呼び出しの誤りを修正
- EOF述語の空白処理の方法を変更
- オブジェクトのクローン処理での新旧オブジェクトの分離処理