デカルト言語は、論理的な推論を中心とした言語として設計しました。
狙っているのは、強力な論理的推論・探索機能があり、関数プログラミング機能を持つオブジェクト群が、人間に近い構文のI/Fによって、並列にマルチコアで動く知的なシステムです。
名前は有名な数学者・哲学者であるデカルトに因んで名づけています。
論理プログラミング言語:デカルトdecartes-0.5.0をリリースします。
今回のリリースで、大きな変更点は、動的なオブジェクト志向の機構の追加を行ったことです。
変更点の詳細は添付のドキュメントを参照してください。
このリリースによる強化によって、プログラムの実行時に動的にオブジェクトを生成して、
メソッドや変数の操作を行えるようになりました。
使用方法については、添付のドキュメントや以下のサイトを参照してください。
http://sourceforge.jp/projects/descartes/wiki/FrontPage
http://sourceforge.jp/projects/descartes/docman/
今後はオブジェクト指向、データ解析および人工知能(AI)風のプログラム例を増やしていきます。
● ソースパッケージ
descartes-src-0.5.0.tgz
Linux上でコンパイルしてください。
Windows上では、cygwinやmingwを使ってコンパイルすることができます。
● Windows用バイナリパッケージ
descartes-win-0.5.0.zip
2009 Feb8: release 0.5.0
- 動的なオブジェクト操作方法の追加
- コマンドラインオプションで文字コードの種別を選択可
- time述語の表示の変更
- pow述語の追加
- HELPの実装
- インタラクション処理の変更
- オブジェクトの表示の変更
- func関数述語のトレース情報の変更
- save述語の保存方法の変更