Tetsuo Handa
from-****@I-lov*****
2006年 6月 5日 (月) 20:04:00 JST
先ほど、 version 1.1.2 を公開しました。 今回のリリースでは以下の2点が機能強化されました。 ドキュメントの修正や写真の撮りなおしはこれからです。 ・複数のプログラム名を単一のプログラム名に集約できるようにしました。 これは前回お知らせしたとおりです。 ・ポリシーエディタでドメインに対するアクセス許可の変更が直ちに反映されるようになりました。 今までは、ドメインに対するアクセス許可を減らすためには ドメインを一度削除して作り直さなければなりませんでした。 しかし、そのドメインが使っていたメモリ領域を全て無駄にしてしまうため、 メモリの無駄遣いを防ぐために、ドメインを削除して作り直す回数を最小限に抑える必要がありました。 そのため、ポリシーエディタでは「システムポリシーの追加と削除」「例外ポリシーの追加と削除」 「ドメインの削除」は直ちに反映されたのに対し、「ドメインに対するアクセス許可の追加と削除」だけは s を押して保存しない限り反映されないという中途半端な仕様になっていました。 その他にも、ポリシーエディタでの編集中に発生したカーネル内のポリシーの追加や削除が、 ドメインを削除して作り直すことにより失われてしまう可能性がありました。 version 1.1.2 では、ドメインに対するアクセス許可を減らすためにドメインを削除して 作り直す必要が無くなった為、無駄になるメモリの量が大幅に減少しました。 そのため、ポリシーエディタでも「ドメインに対するアクセス許可の追加と削除」が 直ちに反映されるように変更されました。 信頼済みドメインでポリシーエディタを実行しながら、学習モードで許可したい操作を行うことで、 ポリシーの学習と編集を平行して行えるようになるため、ポリシー策定作業の効率が向上することを期待しています。 なお、一度割り当てられたメモリ領域は解放されないので、無意味な削除や追加は避ける必要があります。