from-****@i-lov*****
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2007年 9月 21日 (金) 15:43:57 JST
熊猫です。 社内決裁手続きが完了したので TOMOYO Linux 1.5.0 としてリリース物件にアップロードしました。 開発会議やこのmlで議論したことの全部を実現できたわけではありませんが、 おかげさまでユーザにとって違和感を感じる部分はかなり除去できたかと思います。 ありがとうございました。 これから、順次バイナリパッケージを作成していきたいと思いますので お時間に余裕のある方は手伝っていただけると嬉しいです。作業を始める前に http://tomoyo.sourceforge.jp/wiki/?HowToMakeKernelPackage の下の コンパイル状況欄にご記入ください。 (荒らし対策のためページが凍結されていますのでご注意ください。) ccs-tools パッケージに関して、 rpm 系のディストリビューションで共通に使える spec ファイルを含めました。 ccs-tools-1.5.0-20070920.tar.gz に含まれている ccs-tools.spec に対して rpmbuild -bb --target i386 ccs-tools.spec を実行することで ccs-tools-1.5.0-1.i386.rpm を作成できます。 これにより rpm 系のディストリビューションであれば カーネルもツールも rpm でインストールできるようになりました。 ユーザの使っているシェルの rc ファイルまでは知りようが無いので 環境変数 PATH の追加は手作業で行ってもらいますが、 1.5.0 では grub.conf に init=/.init を追加する必要も無くなったので インストールの障壁が減るはずです。 残る課題は、 deb パッケージ向けの ccs-tools バイナリパッケージの作成と yum/apt レポジトリの構築ですね。