[Tomoyo-dev 380] Re: バージョン番号の付与規則について

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Kensuke Nezu nez****@samba*****
2007年 7月 31日 (火) 01:01:50 JST


根津です。

Tetsuo Handa wrote:
>  そこで、「1.4.2-pl001」という形式でバージョン番号を付与する場合について相談です。
> 
> (1) fs/ccs_common.c 中のバージョン表示を現在の
>   printk("TOMOYO: 1.4.2   2007/07/13\n");
>   から
>   printk("TOMOYO: 1.4.2pl001   2007/XX/XX\n");
>   のように pl 番号を含めるのでしょうか?
>   ( pl 番号を含めると fs/ccs_common.c が毎回更新されることになってしまいます。
>   誤って古い pl 番号でコミットしてしまうミスが続発しそうです。)
> 

それは、ソースが汚いですねえ。
kernelのバージョン付与みたいにMakefileの中で値を変更して、それを元に
TOMOYO_VERSIONみたいなマクロを定義して展開するようにすべきでしたねぇ。

> (2) 全ディストリビューションで同じソースコードを使うように
>   開発しているので、この規則に従うと
> 
>   kernel-2.6.21-1.3128.fc7_tomoyo_1.4.2-pl001
>   kernel-2.6.22.1-27.fc7_tomoyo_1.4.2-pl002
>   linux-image-2.6.18-12etch1_tomoyo_1.4.2-pl003
>   linux-image-2.6.18-12etch2_tomoyo_1.4.2-pl004
>   kernel-2.6.22.1-33.fc7_tomoyo_1.4.2-pl005
> 
>   のように(個々のディストリビューションだけを見ると) pl 番号が不連続になりますが、
>   不連続になっても構わないのでしょうか?

そういうものだ・・・ということでいいんじゃないですかねぇ・・・。
元々、kernelバージョンだって、2.6.9-XX は連続しないですから、
多分それに違和感をもつ人はいないんじゃないかと・・・。

> (3) rpm の場合は spec ファイルの中でパッチファイルの所在を指定する必要があります。
>   ファイル名が ccs-patch-1.4.2-pl001.tar.gz のような規則だと
>   何れか1つのカーネルがアップデートされた場合に、
>   それに同期して全ての rpm ディストリビューションの spec ファイルの内容を
>   更新しなければいけなくなりますが、それで構わないのでしょうか?

それはそういうもの・・・、もしくはrpmの作者がccs-patch-1.4.2-pl001.tar.gz
をccs-patch-1.4.2-pl001-to-pl002.tar.gzを作って複数のパッチアップをしていく
とかそういう風にパッケージャが工夫するところのような気もします。

> (4) バグフィックスや機能追加を反映させる手間が増えてしまいますが、
>   pl 番号を連続したものにするために
>   ディストリビューション毎にソースを分けて管理するのはどうでしょうか?

連続している必要はないと思いますが・・・w

> (5) pl 番号として subversion のコミット番号を使うのはどうでしょうか?

コミット単位でplが上がる意味はどこにあるとお考えでしょうか?

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根津 研介 日本Sambaユーザ会/NTTデータ先端技術(株)
Microsoft MVP for Windows Security(Apr 2005 - Mar 2008)
802.11セキュリティサイト:http://www.famm.jp/wireless
 ※「SELinuxシステム管理―セキュアOSの基礎と運用」
    http://www.oreilly.co.jp/books/4873112257/
 ※「実用SSH第2版−セキュアシェル徹底活用ガイド」
    http://www.oreilly.co.jp/books/4873112877/




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