Jindolf改造を試みる方へのお願い

オリジナルのJindolfは、MITライセンスが適用されるオープンソフトウェアなので、ライセンスの範囲内で好き勝手に改造・再配布して頂いて構いません。

ただ、オリジナル作者olyutorskiiからのいくつかのお願いを聞いてくれると、作者や利用者が嬉しかったりして。

※ ここでは、Jindolf製作委員会代表のolyutorskiiが「Jindolfポータルサイト」や「Jindolfプロジェクト」のWebサイトで配布管理しているオリジナルなJindolfの開発資産、およびその派生ライブラリを「Jindolf」と呼びます。


ライセンスに関して

  • 2009年9月現在の2.20.2版の時点において、Jindolfの各種ソースコードの利用にはMITライセンスが適用されています。
  • 2009年9月現在の2.20.2版の時点において、Jindolfの全ソースコードはolyutorskii個人が著作権を持っています。この状態が続く限り、olyutorskiiはいつでもJindolfの全ソースコードのライセンスを変更する権限があります。また、複数の相手に異なる非独占的ライセンスを提供する権限があります。
  • 過去に非独占的ライセンスとして既に配布されているソースコードのライセンスが変更されることはありません。
  • ええと、要するに突然GPLライセンスにしても怒らないでね。それより前にMITライセンスで配布されていたソースコードのライセンスはそのままだよ。
  • オリジナルJindolfにGPLのソースコードを混ぜたらMITライセンスで配布できないよ。そのときはGPLライセンスで再配布してね。問題はないはず。

ソースコード公開について

  • JindolfはMITライセンス管理下のオープンソースプロジェクトなので、GPLとかのコピーレフトなコードを混ぜないなら改造したソースコードを公開する義務はないよ。でもなにかと物騒なこういうご時世ですのでー、なるべくソースコードを公開してくれる方が利用者のためだと思います。たとえプログラミングと無縁な利用者にとっても。

配布形態について

  • 利用者の便宜を考えると、実行バイナリの配布形態はなるべくそれ一つで完結した物を配布するのが望ましいと思います。パッチ配布で「パッチが当たらなーい!」とか混乱する事態はなるべく防ぎたいので。
  • Javaのクラスパス設定はパソコン初心者にとって鬼門ですので、JARファイルはライセンスの許す限りなるべくひとまとめにした方がよいかと思います。
  • CabosやV2Cのように、各OS向けのネィティブアプリによる専用ランチャーを同梱するのはよいアイデアだと思います。オリジナルJindolfでは計画していませんが。
  • ソースコードのアーカイブ配布であれば、それだけでビルド作業が完結するような資産一式を一つにまとめて配布してもらいたいと思います。

各種命名について

  • 利用者の混乱を避けるため、Jindolfを改造した物を配布される方は、大胆に名前を変更してもらえると嬉しいです。「ZinroInspector」とか「XJindolf」とか。命名に悩む人は色の英名でも付けてください。「YellowJindolf」とか「JindolfIvy」とか。
  • JARファイル名やソースアーカイブのZIPファイル名にも配慮してもらえると嬉しいです。「redjindolf-0.65.jar」とか。

版数表示について

  • 利用者の混乱を避けるため、再配布物にはできるだけ独自の版数表示をお願いしたいと思います。ついでに改造のベースとなったJindolfの版数をどこかに書いておいて頂ければ幸いです。(Jindolfの将来の版でライセンスが変更される可能性もあるため)

プログラム中に埋め込まれた名前について

  • Aboutダイアログのプログラム名や版数、作者名は適当に書き換えてください。
  • 万が一Jindolfの特定の版の挙動が人狼BBSの運営に深刻な影響を及ぼした時に備えて、Jindolfから人狼BBSサーバに送られるHTTP User-Agent名には版数毎に独自の識別子が埋め込まれています。Jindolfを改造する方は、なるべくHTTP User-Agent名に独自の識別子を埋め込んでください。
  • 各種識別文字列の変更方法はversion.propertiesファイルを編集してね。この手の識別情報管理は、バージョン3からこのファイルに一本化されることになりました。

パッケージについて

Jindolfおよびその派生ライブラリは「jp.sourceforge.jindolf」で始まるJavaパッケージ名を使っています。このパッケージ名は、OSDN社の名義であるドメイン名「sourceforge.jp」、およびSourceForge.JPを通じてJindolfプロジェクトに割り当てられたサブドメイン「jindolf.sourceforge.jp」に由来します。OSDN社の意向によっては、Jindolf製作委員会とは別の団体が「jp.sourceforge.jindolf」で始まるパッケージを使い出すかもしれません。以上の点をご理解頂いた上で、「jp.sourceforge.jindolf」で始まるパッケージを持つ改造Jindolfを配布することには支障はないと思います。独自のパッケージ名を使いたい方は、オリジナルの全ソースコードのパッケージ名を書き換えてしまっても問題はないと思います。 いずれの場合も、JARファイル中に含まれるMANIFEST.MFのパッケージ定義は独自の物を定義し直してください。

Copyright表記について

とりあえず全ソースそれぞれに一件は誰かの名でCopyright表記があったほうがいいんじゃないかと思いますが、それが2件や100件とかになると面倒だよね、というのがolyutorskiiの考えです。オリジナルのソースに大幅に手を加えたら、olyutorskii名義のCopyright表記は書き換えてしまっても気にしません。 olyutorskii名義のままにしとくには書き換えすぎたけど、自分の名前を書くのも嫌だなあという方は、Jindolf製作委員会の英称「Jindolf Partners」名義にでもしとくといいんじゃないでしょうか。

Copyright(c) 2009 Jindolf Partners

RCSキーワード表記

ソースコードを含む各種テキストファイルには「$Id: … $」のような表記が含まれ、RCSやCVS、Subversionなどのリビジョン管理システムが作業の都度適切な値にキーワード展開しています。Jindolfを改造する人が、これらのリビジョン管理システムを使って独自のリポジトリでリビジョン管理をしだすと、オリジナルのJindolfと全く異なる採番が始まるわけですが、うーん、特に問題は無いように思います。 キーワード展開機能を使うかどうかは自由ですし、独自の判断でこれらのキーワードを消してしまってもよいかと思います。便利なものは使った方がよいと思いますが。

ネットワーク周りの改造について

人狼BBSサーバに対し、同時に複数のHTTPリクエストを平行して送る改造は、やめてください。2つぐらいは許容範囲かもしれないけど…。場合によっては人狼BBS運営の危機となりますので。おねがいです。

Jindolf製作委員会のメンバーになりたいんですが…

改造したいと思ったその瞬間からあなたもメンバーです!