Q & A

  1. 処理されたVisual Basic プロジェクトに条件付きコンパイルされるステートメント(Sub , Functionなど)があった場合、どうなるでしょうか?
  2. XML形式でドキュメント用コメントを書いたのですが、レポートに出力されない理由を教えてください。
  3. レポートに出力されるクラス一覧を変更することは可能でしょうか?
  4. 自分でレポートマネージャを作ることは可能でしょうか?
  5. ファイルの中で最も最初の宣言に対するドキュメント用コメントが、モジュールの説明としてレポートに出力されるの理由を教えてください。
  6. Visual Basicの機能のうち、サポートしていないものを教えてください。
  7. ドキュメントにフォームイメージを埋め込む方法はないでしょうか?
  8. HTMLを生成するときのデフォルトディレクトリを変更する方法はありますでしょうか?

Q1 処理されたVisual Basic プロジェクトに条件付きコンパイルされるステートメント(Sub , Functionなど)があった場合、どうなるでしょうか?

A1 現在(Version 0.0.21)、条件付コンパイルは考慮されません。生成結果には全ての宣言が出力されます。宣言(Sub , Functionなど)のみが重複する場合、最も上に定義しているものがレポートに出力されます。

<< トップへ

Q2 XML形式でドキュメント用コメントを書いたのですが、レポートに出力されない理由を教えてください。

A2 もし、VBDOXのVersionが1.1.XXより低いものを使用しているのであれば、これはXML形式のドキュメント用コメントはXML形式でレポートを出力するために作られているためです(※訳注:たぶん、「早い話、仕様です」ということ)。

Version 1.1.xxから、XMLドキュメント用コメントの書き方のページで示した形式に沿ったXML形式のコメントは解析されます。そして、XMLレポートマネージャ以外のレポートマネージャで使用できます。

少しでもXML形式のコメントでないものは解析に使用されないことに再度注意してください。

<< トップへ

Q3 レポートに出力されるクラス一覧を変更することは可能でしょうか?

A3 できません。標準のレポートでは全てのクラスを出力するか、publicクラスのみとするかの選択のみ可能です。

<< トップへ

Q4 自分でレポートマネージャを作ることは可能でしょうか?

A4 必要であれば、可能です。Version 1.0.34以降、VBDOXのソースを必要としなくなりました。

作成したレポートマネージャとパーサは容易に作成可能です。そして、それをVBDOXから使用することができます。両方とも外部ActiveX (COM)コンポーネントとして実装されます。実際、配布されたレポートマネージャとパーサもそうなっています。それらについてはソースのVBDOXEXTに含まれています。作成方法については開発者へを見てください。

最も簡単に独自のレポートを作成する方法は、プログラムで生成されたXMLに対してXSLT変換を行うことです。

<< トップへ

Q5 ファイルの中で最も最初の宣言に対するドキュメント用コメントが、モジュールの説明としてレポートに出力されるの理由を教えてください。

A5 モジュールの一番上に来るドキュメント用のコメントは常にモジュールレベルのコメントであると考えられます。このため、モジュールレベルのドキュメント用コメントがあることが必要となっています。

<< トップへ

Q6 Visual Basicの機能のうち、サポートしていないものを教えてください。

A6 現在、把握している限りでは、以下があります。

  • 条件付きコンパイル(Q1)
  • DefXXX ステートメント(※訳注:例えば、DefBool。)
  • Option Private Module
  • 配列を返す関数(Version 1.1.xx以前)

もし、他に見つけたら、教えてください。

<< トップへ

Q7 ドキュメントにフォームイメージを埋め込む方法はないでしょうか?

Anand Zadbuke

A7 .FRMファイルからフォームについての情報を読み込み、フォームのレイアウトを構築することは可能です。しかし、このレイアウトはデザイン時のレイアウトであり、実際の実行時の状態を提供しないことが多いです。また、付随の.FRXファイルに保存される未知のActiveX コントロールとバイナリデータに関する問題もあります。そのため、ソースファイルからフォームを再作成しようとすることは、常に良い選択になるとは限りません。

唯一可能で、良いと思う方法は、必要な箇所にドキュメント用コメント中にIMGタグを含めるという方法です。VBDOXで生成されるフォームの概要のファイルで、もし、フォームのイメージを必要とするのであれば以下のようにしてください。

  1. フォームの画面キャプチャをとる
  2. 必要なところで、モジュールのコメント内で<IMG src="my_form_snapshot.jpeg"/>のようなものを含めてください
  3. 画像ファイルへのパスが正しいことを確認してください

<< トップへ

Q8 HTMLを生成するときのデフォルトディレクトリを変更する方法はありますでしょうか?

Scott Berres

A8 1.1.xx以前のVersionのVBDOXでは、生成されるファイルの保存先ディレクトリは変更できません。ドキュメントは開いたファイルもしくはプロジェクトの「VBDOX」サブディレクトリに保存されます。(※訳注:少なくともVersion2.0.30では保存先ディレクトリはオプション画面から変更可能です。さらに、「VBDOX」サブディレクトリではなく、「doc」サブディレクトリです。)

<< トップへ

このドキュメントはVODOX(英)のサイトを元に作成しました