Sumibiは統計的アプローチを使ったローマ字漢字変換エンジンです。Internet上にある無数のドキュメントをコーパスとして利用し、辞書を育てて楽しむ新感覚の漢字変換エンジンの開発です。 ソースコードリポジトリはこちらに移動しました。 https://github.com/kiyoka/Sumibi.org
今回のリリースから、Sumibi Serverを構築するためのソフトウェアが全て含 まれています。また、辞書の構築ツールsumiyakiも含めました。
- 配布物の追加
1. sumibi.cgi sumibi sumiyakiコマンド Sumibi.wsdlファイルを追加した
- Sumibi Server(sumibi.cgi)
1. サーバーの処理タイムアウトを実装した。タイムアウト時、クライアントにメッセージを返す。
(デフォルトタイムアウト値は10秒に設定した)
2. URL毎に別のバージョンのライブラリが使えるように、
sumibiエンジンの起動を gosh -I./sumibi-x.x.x/lib ./sumibiで起動するようにした。
3. make deployでSumibi Serverをdeployできるようにした。
- sumibi, sumiyaki
1. sumibiのライブラリをGaucheのモジュール形式に変更した(useでロード可能となった)
2. Gauche 0.8.7の新APIのDBIで動作するように変更した。
1) "(ダブルクウォート) が混在した単語登録がエラーになる不具合を修正した。
2) DBIのコネクションを持ち回るようにシステム全体で統一した
3) 変数の意味をスッキリさせるために、.sumibiで定義できる変数の仕様を変更した。
3. Gauche 0.8.3 から 0.8.7にすることで動かなくなったコードを修正した
1) (let*) の最後の変数の値を(let*)の値になると想定してたコードがあった。0.8.7では #undef となる。
4. make installでsumibi,sumiyaki両コマンドをinstallできるようにした。
