Lexical2 を用いると、構文解析器/生成器を作成することが出来ます。
Lexical2 では、各トークンごとにクラスが用意されており、これらを連結して使用します。
連結に用いる最もポピュラーなクラスは、seq です。seq は "sequence" の意味であり、テンプレート引数に指定された各トークンクラスが順次出現する事を意味します。
例えば、簡単なパーサ・ジェネレータとして、URLを解析するパーサジェネレータを作ってみましょう。まず、URLのごく一般的な構文は、以下のようなものだと思います。
<スキーム名>://<ホスト>/<パス>
これを、Lexical2で記述すると、以下のようになります。