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Gadmin-Rsync リモートバックアップ

リモートバックアップを可能にするツールです。

このツールに組み込まれているヘルプを再掲しています。

GAdmin-Rsync を使ってバックアップと復元をする方法

1. データをバックアップする:

「新規バックアップの作成」ボタンを押して新しいバックアップを作成し追加します。 これを行うと「バックアップデータを追加」ボタンが有効になり、新しく作成されるバックアップを次の3種類のどのタイプにするのか特定できるようになります。 「リモートからローカルへ」「ローカルからリモートへ」「ローカル」の3種類です。 左上の「選択バックアップを実行」ボタンでバックアップを手動で開始できます。 「バックアップ進捗状況」タブでバックアップの進み具合を見ることができます。

万事順調に進んでいる時には、cron を使って特定の時刻にバックアップが行われるようにスケジュールすることができます。 システムシャットダウン時にバックアップするようにもできます。 再起動を選択した場合には、そのバックアップ処理は起動しません。

すべてのバックアップについて、ログと拡張ログが保存されます。 「バックアップログを表示」ボタンを押すことで、それぞれのバックアップのログを見ることができます。

2. データの復元:

上の方にある「Restore from selection」ボタンを押すと、復元のタイプに応じてバックアップ元(Source path)とバックアップ先(Destination path)の両方のパスを含む復元メニューが表示されます。 表示されているパスはバックアップの中での逆順です。 バックアップ元(この場合復元先)とバックアップ先(同復元元)のパスは閲覧も変更も可能です。 バックアップ元(Source path)の最後に付いているスラッシュはディレクトリの中身を丸ごと転送することを意味します。すなわち、「/path/」は「/path/*」です。 復元の選択に納得できたら「進む」ボタンを押してください。 復元の進み具合は「バックアップ進捗状況」タブで見られます。

3. データのバックアップと復元のための技術的な詳細事項:

リモートのバックアップと復元は差分で行われ、暗号化されます。 この場合は ssh 上で rsync を使うことにより圧縮されたデータがやり取りされます。 暗号鍵は自動的に生成され、リモートホストにインストールされます。ssh-keygen、scp、ssh を使っています。 上記により、リモートホストとやり取りするには ssh サーバが動いていなければなりません。 データは選択されたユーザ名でバックアップまたは復元されます。

http://www.gadmintools.org を覗いてみてください。