PcurlFtp であなたのコンピュータ上にあるファイルを共有することができます。あるいは FTP プロトコルを使って他のコンピュータ上にあるファイルを探せるようにします。
このスクリプトは Samba (windows)ファイル共有に似たシステムをユーザに設定するのに Curlftpfs、Mpscan、Pure-ftpd、Rox を使います。これは、PcurlFtp が Puppy Linux が動いている2台のコンピュータの間で使われるということを意味します。しかしながら他のOS(Windows)でも web ブラウザを使ってサーバへと接続することができます。アドレス欄に IP アドレスを入力してください(例えばftp://192.168.254.2)
何をするにしろ、まずはネットワークに接続していなければなりません。
File-Sharing フォルダの中に「Setup-Sharing」という名前の Rox アプリケーションがあるでしょう。これをクリックするとウインドウが開きます。最初のメニューは、他のコンピュータ上のフォルダへと接続したいか(クライアント)、あなたのコンピュータ上のフォルダを共有するか(サーバ)、を尋ねてきます。
あなたのコンピュータ上のフォルダを共有する方を選択したなら、他のコンピュータが接続できるようになります。2つのオプションが示されます:
このオプションはあなたのコンピュータへと接続するために他の人にユーザ名とパスワードを用いるよう要求します。Puppy ではあなたは「root」という名前のユーザとして動き回っています。あなたのフォームフォルダは /root で、初期設定のパスワードは woofwoof です。このオプションを選んだら、あなたの root パスワードを変更しておくべきです。この変更作業を行うためには端末(デスクトップ上のアイコン)を開いて次のように入力してください:
# passwd新しいパスワードを入力するよう入力待ちの状態になります。ユーザ「root」は何でもできるスーパーユーザなので、他の人たちが root としてログインするのを望まないかもしれません。そうであれば新しいユーザを追加することができます。「doug」という名前のユーザを追加して /mnt/home/doug というホームディレクトリをに与えたいのならば、端末を開いて次のように入力すればいいのです:
# adduser doug -h /mnt/home/dougdoug の新しいパスワードを入力するよう要求され、/mnt/home/doug が作成されます。これでどこかの誰かが doug というユーザ名と今入力したパスワードを使ってあなたのコンピュータへと接続することができます。彼らが doug としてログインすると、/mnt/home/doug に入ります。ユーザ名やホームフォルダとしてお好みの名前が使えます。/mnt/home/doug である必要はありませんし、何であれお好みでどうぞ。
次に、今現在のセッションの間のみサーバを起動しておきたいのか、ブートの度に起動するようにしたいのか尋ねられます。後者を選ぶと、/etc/rc.d/rc.local にエントリが作成されます。
別のコンピュータへと接続するほうを選んだなら、2つのオプションが示されます:
上記のオプションの1つを選ぶと、File-Sharing フォルダに新しい接続が作成されます。新しく作成された「Shared-xxx」アイコンをクリックすることで、ネットワーク接続のためのウインドウが開き、そのウインドウ相手にドラッグ&ドロップでファイルをやりとりできます。