英語環境で使う場合の文字説明の処理
間違えて batch modify したので、再オープンして 2015.3jp にマイルストーン再設定。
チケットの検討範囲がすこし変わるが、 日本語を母国語としないユーザーが NVDA 日本語版を使う状況にフォーカスして改善を検討。 (エラー発生などが再現できたらあわせて対応を検討する)
Windows 8.1 で Windows を英語環境にして、 DualVoice アドオンを使うと、SAPI5 音声エンジンでいちおう環境は作れる。 このときに NVDA の言語は英語になるが、文字説明は「ハンカク エー」のようになる。 この場合の文字説明は「half shaped a」が適切と思われる。
GitHub issue 作成
だいたい作業が終わったので、2015.4jp をマイルストーンに。
主な変更点:
Windows 7 で SAPI 5 の英語と日本語のエンジンが利用できて、DualVoice が入っている場合は、下記の設定で動作を確認している。
この構成だとメインの音声が英語音声なので、NVDA は 「英語として読むことができる情報はなるべく英語で読む」 「英語として読めない文字や情報だけを日本語音声で読み上げる」 という動作になる。
カナ漢字変換中に全角のカギカッコをうまく読まない、といった細かい不具合は 残っているが、いままでよりも破綻が少なくなったと考えられる。 また、日本語環境での動作はいままでと変化ないはずである。
カナ漢字変換中に全角の記号を読まない問題は、DualVoice でしか起こらない問題。 現状だと文字コードで声を切り替える音声エンジンの実装は DualVoice と Vocalizer くらいなので、 あまり NVDA 側で work around をしすぎるのはどうかと思われる。
プライマリ音声を Anna にして、句読点記号辞書の編集をすると「英語」の記号辞書が開くので、 そこで全角句点、全角読点、全角カギカッコなどに、それらしい英語の replacement をつければ、 まあまあ期待した状況を作ることはできる。
英語言語用の記号読み上げ辞書に全角の句読点や括弧などを追加するのは、 NVDA 日本語版の独自拡張として、やってもよさそうな気がしてきた。
ちなみに Unicode 規格では全角のテンやマルは 'IDEOGRAPHIC COMMA' 'IDEOGRAPHIC FULL STOP' という名前らしい:
英語環境で日本語版を使うと文字説明の処理でエラーが出ているので記録。
2015.1jp では下記の状況だが 2015.2jp で文字説明のコードをいじっているのでもう一度確認が必要。