SAPI4 ProTalker97 音声に「RMS」が入る
nishimoto への返信 齋藤です 音声設定の、「サポートされている場合スペル読み機能を使用する(S)」 チェックオンで、プロトーカー97で、rmsと、読むのを、確認しています。
SAPI4 の音声を ProTalker 「読み秀くん」に設定したときキーボード操作の際に"アールエムエス"と読み上げる現象が報告されています。 同様の現象は2010年6月30日に nvda-japanese-users で報告されています。 このときのバージョンは NVDA日本語Alpha版 でした。 このときはインストールし直したら解決したとのことでした。 SAPI4 の制御コマンドで \RmS=1\ はキャラクターモード、 \RmS=0\ は非キャラクターモードへの切り替えを意味します。 このコマンドが正しくエンジンに送られていない可能性、 あるいはこのコマンドを ProTalker エンジンが適切に解釈できていない可能性が考えられます。 source/synthDrivers/sapi4.py なお ProTalker に関してはチケット25505がありますが、本件と関係あるかどうかわかりません。 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=25505
以下の対策を考えました:
(1)ProTalker をお使いの場合は「スペル読み機能」を無効化していただくように、リリースノートに記載する。
(2)スペル読み機能のデフォルトを「無効」にする。
(3)ProTalker を使っている場合には rms コマンドを無効化するようにドライバに手を加える。
なお日本で広く使われている sapi4 エンジンのうち、DTalker は rms コマンドを解釈するとのことです。
(1)ドキュメントの改定内容(案)
音声合成に SAPI4 の ProTALKER をお使いの場合は 音声設定「サポートされている場合スペル読み機能を使用する(S)」 がオフであることを確認してください。 この設定がオンの場合には、 1文字読み上げで「RMS」という音声が出力される、という不具合があります。
(2)デフォルトの設定を再度変更します。
=== modified file 'source/config/__init__.py' --- source/config/__init__.py 2012-02-10 15:39:54 +0000 +++ source/config/__init__.py 2012-04-11 13:07:26 +0000 @@ -65,7 +65,7 @@ capPitchChange = integer(default=30,min=-100,max=100) sayCapForCapitals = boolean(default=false) beepForCapitals = boolean(default=false) - useSpellingFunctionality = boolean(default=true) + useSpellingFunctionality = boolean(default=false)
SAPI4 の音声を ProTalker 「読み秀くん」に設定したときキーボード操作の際に"アールエムエス"と読み上げる現象が報告されています。
同様の現象は2010年6月30日に nvda-japanese-users で報告されています。 このときのバージョンは NVDA日本語Alpha版 でした。 このときはインストールし直したら解決したとのことでした。
SAPI4 の制御コマンドで \RmS=1\ はキャラクターモード、 \RmS=0\ は非キャラクターモードへの切り替えを意味します。 このコマンドが正しくエンジンに送られていない可能性、 あるいはこのコマンドを ProTalker エンジンが適切に解釈できていない可能性が考えられます。
source/synthDrivers/sapi4.py
なお ProTalker に関してはチケット25505がありますが、本件と関係あるかどうかわかりません。
http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=25505