[M+ OUTLINE FONTS 379] *.peのテンプレート化と管理 (Was: FontForge スクリプトの簡略化)

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MURAOKA Taro koron****@tka*****
2005年 1月 29日 (土) 01:50:24 JST


村岡です。

現在あるのをジェネレータアプローチ、狩野さんが提案されているのをテンプ
レートアプローチということで書きます。

KANOU Hiroki wrote:
> テンプレートで指定した場合、ループ回しながら readdir() で取ってきては
> 1 個ずつ読んでいるようなので、自分でファイル名を書き連ねるよりも OS 側の
> メモリ消費が若干減る+ファイル数減少で速くなる程度の差しか出ないの
> ではないようです。ご指摘の通り、一ディレクトリに置くファイル数がいちばん
> パフォーマンスに影響すると思います。
> 
> ところで、空のテンプレートについてはどうでしょう? スクリプトからデータを
> 追い出すことができて好都合だと思うのですが。

テンプレートアプローチを、手っ取り早い変換&TTF生成の手段として導入するこ
とには賛成です。

しかし色々考えたのですが、それ固有の作業について私が担当することは、当分
の間、差し控えさせていただきたいと思い至りました。逆に幅を考慮した切り出
しや、字間情報ファイルからFontForgeへ入力するカーニング情報の取り出しな
ど、両方のアプローチに共通して必要な作業については、責任を持って完遂した
いと思う所存です。

以下、理由を挙げておきます。
1. まずなにより、私は*.peに通じていないので作業するに値しません
2. また*.peは汎用言語ではないので、習熟する時間を割きたくありません(実際
割くだけの時間もなかったり orz)
3. 加えて現状のテンプレートアプローチには潜在的に以下の問題があります
3-a. (これは簡単に修正可能だと思うし、私的な狙いもあるのでそんなに重要視
はしていません)主にフォント名とかmplus以外のフォントのコンバートも視野に
入れた汎用化が欲しい
3-b. (これは*.peでどの程度解決できるか不明です)1つの文字のEPSを修正した
だけでも、ほぼ全文字のImportをしなければならず実行コストが高い

3-bについてジェネレータでは、ターゲットとなる*.sfdと入力の*.epsの最終更
新日時を比較して、必要な*.epsだけをImportする*.peを出力していたと記憶し
ています。今はまだ高々100個超のImportですので現在の方法で何とかなると思
いますが、先々この違いが効いてくるはずです。テンプレートアプローチでも同
様の仕組みは必要でしょう。

万が一テンプレートアプローチで3-bが解決できないとなれば、そちらは捨てて
ジェネレータアプローチでやるべきですし、できることが確実ならばジェネレー
タアプローチは切り捨てて良いと考えてます。

どちらにせよ私としては、テンプレートを使った変換&生成パスについて(という
よりは全*.peスクリプト)、*.peスクリプトのcvsへの追加や管理は、狩野さんに
お任せしたいのですが、いかがでしょう?
-- 
MURAOKA Taro <koron****@tka*****>



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