Linuxカーネルに関する技術情報を集めていくプロジェクトです。現在、Linuxカーネル2.6解読室の第2章までを公開中。
プロセスの切替えとは、現在走行中のプロセスのコンテキスト(CPU状態- つまりレジスタ情報)を保存し、次に走行するプロセスのコンテキストをCPU上にロードする作業である。再び走行を開始するときは、先程メモリ上にセーブしたコンテキストをCPU上にロードしなおせば、中断地点から処理を再開することができる。
Linuxではswitch_to関数がその作業を担っている。コンテキストセーブ域としては、プロセスのカーネルスタックとstruct_task内にとられた領域(tss域 - tssの名称に関してはIntel CPUのマニュアル参照)を利用している。
(NIS)HirokazuTakahashi
2000年12月09日 (土) 23時55分06秒 JST1
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更新日時: 2008-08-27 14:17:41, 更新者: hiromichi-m
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