終了処理タイマ

各ソケットが独自の終了処理タイマを持っている。終了処理タイマはnet_timerと呼ばれる一つのハンドラで、要因をチェックして下記の処理のいづれかを実行する。

先に述べた再送タイマとは独立して動作可能である。socketのクローズ処理中であっても、パケットの再送やACKパケットの遅延送出などが可能となっている。

処理 説明
TIME_DESTROY 送受信データが無くなるのを待ち、 ソケットを削除する(destroy_sock関数)。
TIME_DONE ソケットがTCP_CLOSEでなければ、再度TIME_DONEを遅延要求。 TCP_CLOSEになったら、送受信データが無くなるのを待ち ソケットを削除する(destroy_sock関数)。
TIME_CLOSE ソケットをTCP_CLOSEにして、TIME_DONEを遅延要求。
  • net_reset_timer
    • net_timerの起動をかける。
  • net_delete_timer
    • net_timerを停止させる。

(NIS)HirokazuTakahashi
2000年06月11日 (日) 22時29分57秒 JST
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