Linuxカーネルに関する技術情報を集めていくプロジェクトです。現在、Linuxカーネル2.6解読室の第2章までを公開中。
シグナル受信の無視が必要な場合は、signalシステムコール等で明示的に指定することができる。send_sig関数はシグナル受信を無視する指定になっているか否かをチェックし、無視する指定になっていた場合そのシグナルを破棄してしまう。
シグナルマスクは sys_sigprocmaskによって制御される。マスクするシグナルはtask_structのblockedメンバに記録される。send_sig関数で対象のプロセスにシグナルは送信され、task_structのsignalメンバに記録されるが、シグナルを送られたプロセスはシグナルがマスクされている間はシグナル受信処理do_signal関数を呼び出さない。
(NIS)HirokazuTakahashi
2000年06月11日 (日) 22時29分57秒 JST1
[ページ情報]
更新日時: 2008-08-27 14:45:25, 更新者: hiromichi-m
[権限]
表示:無制限, 編集:ログインユーザ, 削除/設定:メンバー