JNetHack のインストール方法

# JNetHackビルド手順


NetHackにJNetHackのパッチを当てた状態、あるいはgitレポジトリからcloneした状態から開始します。カレントディレクトリはベースディレクトリ(`/src`, `/dat` などがあるディレクトリ)とします。

この状態では文字コードはShift_JISになっていますが、OSによってビルドするための文字コードが異なります。以下の手順では文字コード変換処理も含んでいます。

## Windows


VisualStudio 2017に対応しています。「開発者コマンド プロンプト for VS2017」から実行します。

```
sys/winnt/setup.bat
cd src
nmake install
```

## Linux


NetHackのビルド環境に加えて`nkf`が必要です。

```
./configure
make install
```

## MacOS


NetHackのビルド環境に加えて `GCC@9以上`, `nkf` が必要です。XCodeに含まれている`gcc`ではビルドできませんので、homebrewでインストールしてください。

設定ファイルはGCC@9を前提として書かれています。それ以外のバージョンの場合は`sys/unix/hints` と `japanese/set_mac.sh` の修正が必要です。

```
./configure
make install
```