テンプレート機能

テンプレートは、Dat2Html-Gtkの出力HTMLをユーザ好みに変更できる仕組みです。テンプレートの指定がない場合、Dat2Html-Gtkは標準の組み込みテンプレートを使用します。これは、2ちゃんねるを普通のウェブブラウザで見たときと同じような表示になります。テンプレートを指定することで、見た目を思いっきり変更したり、JavaScriptを使用したポップアップメニューを組み込むことができます。

テンプレートの仕様

Dat2Html-Gtkのテンプレート機能は、スキン標準化プロジェクト標準スキン Level1に対応しています。これは、もともと2ちゃんねる専用ブラウザのスキン仕様を提供するものですが、dat2htmlの変換目的にもある程度使えます。

テンプレートファイルは、Shift-JIS, CR+LFで書かれているものとして扱います。Dat2Html-Gtkが扱えるテンプレートファイルは、header.html, footer.html, res.html の3つです。

現在対応しているキーワードは以下のとおりです。

<NUMBER/>レス番号(メニューあり)<a href="menu:123" name="123">123</a>
<PLAINNUMBER/>レス番号(メニューなし)123
<NAME/>名前(ポップアップなし)<b>名無しさん@お腹いっぱい</b>
<MAILNAME/>名前(ポップアップあり)<a href="mailto:sage"><b>名無しさん@お腹いっぱい</b></a>
<MAIL/>メールアドレスsage
<DATE/>日付及びID03/01/01 00:00 ID:xxxxxxxx
<MESSAGE/>レスの本文レスの本文
<SIZE/>datサイズ(byte単位)123456
<SIZEKB/>datサイズ(Kbyte単位)123

テンプレートの例

サンプルとして、templates/defaultに、デフォルトの組み込みテンプレートと同じ出力になるテンプレートを置いています。

また、templates/noheaderは、ヘッダやフッタをなくした、組み込み向けテンプレートの例です。

Windows版のDAT2HTMLに入っているスキンファイルも、おそらく使えます。