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COM ポート遅延再接続プラグイン for Tera Term


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cbed344 2020-12-13 06:34:28 tomo3136 master readme誤記修正
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名前 Rev. 日時 作者 メッセージ
master cbed344 2020-12-13 06:34:28 tomo3136 readme誤記修正

readme.md

COM ポート遅延再接続プラグイン for Tera Term

概要

主な用途は、外部装置と USB 経由での UART 通信用です。

一般的な USB-UART 変換ケーブルでは発生しないのですが、装置に組み込まれた USB I/F に USB ケーブルでつないで UART 通信する場合、 Tera Term の自動再接続機能(AutoComPortReconnect) が失敗のダイアログを表示することがあります。

USBケーブル接続後、少し待ってから COM ポートを開くと問題なく通信できます。

このため、自動再接続機能が USB 接続を検知してから COM ポートを開くまでの間に、一定時間のガード時間を設けることで回避するプラグインです。

また、能動的に UART 接続を再接続したい場合、メニュー「ファイル-接続断」してメニュー「ファイル-新しい接続」・「接続先選択」をすると手間がかかるため、メニューに「再接続」を設けました。

対応バージョン

以下のバージョンで動作を確認

Tera Term v4.96, v4.98, v4.104

以下のバージョンでは正常に動作しません

Tera Term v4.105

使い方

  1. プラグインをビルドします。
  2. Tera Term 実行環境 (ttermpro.exeがあるフォルダ) にビルドした TTXReconnect.dll をコピーします。
  3. TERATERM.INI 設定ファイルを追加修正します。
  4. Tera Term を実行し、 COM ポートで UART 通信します。
  5. 再接続を行うときは、メニュー[ファイル-再接続] を選択します。

設定ファイル

再接続待ち時間をミリ秒で指定します。省略時 0 と同等です。

例:再接続待ち時間 1 秒の場合

[TTXReconnect]
ReconnectWait=1000

開発メモ

バージョン間の位置ずれを補正するTTSet構造体補正マクロ版をビルド

コンパイルオプションで /D"_TTX_VERSION_SUPPORT" を指定します。

ビルド

cmake でビルドする場合

mkdir build
cd build
cmake -A Win32 ..
cmake --build . --config Release