j1.34

Nobuyuki Tsuchimura tutim****@nn*****
2006年 11月 9日 (木) 00:12:10 JST


  土村です。
xdvik-22.84.10-j1.34 をリリースしました。

  vfontmap のファイル名を変更する前に、
きりのいいところでリリースしておくことにしました。

  NTT JTeX の直接のサポートを省きました。
今後は仮想フォント経由でお使い下さい。
README.xdvik-jp にも書いておきました。

  FreeType 2 のラスタライズ結果を、
正しくクリッピングするようにしました。
これで Bold にしてもメモリ破壊が起こりません。
(これまでは、ラスタライズされたビットマップの領域が
指定したよりも大きくなることは想定していませんでした。)

  内部的には、固定長配列やリストをやめて、
realloc() を用いた可変長配列(?)で置き換えた部分があります。
(xdvik オリジナルでも採用されている手法です。)
動作にはほとんど影響ないはずです。


  以前の TODO をもう一度挙げておきます。
(1) と (4) の vf2ft.c -> ft2.c は完了しました。
(3) をまさにこれから着手しようとしています。

(1) NTT jTeX サポートの削除(→j1.34 で完了)
(2) USE_ZEIT, USE_VFONTMAP, PTEX, KANJI 等のマクロの単純化
    (PTEX or KANJI の一本に集約してよい?)
(3) vfontmap の扱いを変更
    (multi style を廃止、map ファイルを xdvi.cfg で指定する、
    Ryumin-Light などの置き換えを定義できるようにする?)
(4) ソースファイル名の変更?
    vf2ft.c    -> ft2.c or freetype2.c(→ft2.c, j1.34 で完了)
    vfontmap.c -> ptexmap.c or kanjimap.c
    zeit.c     -> ptex.c or kanji.c or (vfontmap.c に吸収?)
(5) ライセンスの見直し
    (「GPL, LGPL と混ざっても OK」と宣言してよい?
    xdvik 本体のライセンスと同じにすることは可能か?)

(5) については、

uchiyama> xdvi 17 のころの miyu patch の杉浦さん, markpage+toc+printdvi の小野さ
uchiyama> んのコードがどのくらい残っていますかね. 大昔に, 山賀さんが「著作権を明
uchiyama> 示してあれば配布してよい」ということまでは確認してくださっています. そ
uchiyama> れらが具体的にどのライセンスに対応するかまでは, 確認されていなかったよ
uchiyama> うに思います. 

とコメントをいただいてます。
miyu patch は special.c に残っているようです。
"markpage", "toc", "printdvi" の文字列は、
日本語パッチの中では、もうドキュメントにしか含まれてなくて、
既に xdvik 本家に同等の機能があるようです。
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土村 展之     Nobuyuki Tsuchimura



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