GSUB による縦書フォント

Takanori Uchiyama uchiy****@appi*****
2005年 9月 28日 (水) 19:23:31 JST


From: Nobuyuki Tsuchimura <tutim****@nn*****>
Subject: GSUB による縦書フォント (Re: vfontmap)
Date: Wed, 28 Sep 2005 18:35:15 +0900

> (a) freetype2.1.10 以降を必須にする

ソースからの make では必須にして, libfreetype.a を static link する.

>   どちらにしても vfontmap の書式は、
> もう一度考え直した方がよいでしょうね。
> 今は縦書かどうかを表示する時に判定してますけど、
> はやり vfontmap に書いてある方が楽でよいです。

縦・横の区別は, CMap では H か V でつくから, 同様に H や V を識別に使
う.

DVI に記録されるコードと FreeType を呼び出すときのコードの対応は, 主に
は, この3通り.

DVI    FreeTypeをよぶとき
GID → GID
JIS → unicode (→ GID)
unicode → unicode (→ GID)

古いフォントだと, unicode の charmap ではなく, shift JIS の charmap か
もしれない(多分, 考慮しなくてよい).

GID→GID: Identity-H と Identity-V を連想するもの
JIS→unicode: JIS を連想するもの + -H or -V のような感じ. 
unicode→unicode: unicode を連想するもの + -H or -V のような感じ.

TTC の index 指定は, dvipdfmx と同様に
msminp H :1:msmincho
のように, コロンで挟む.
FreeType の API を呼ぶときには,
FT_New_Face(library, fontpath, 0, &fonts[fontsmax].face );
の 0 の部分を当該 index に変えればよい.

ただし, 1 を指定して, プロポーショナルなグリフを使うときには, TFM の場
合と JFM または OFM な場合があります. 現状では, vfontmap に記述されて
いるものは, JFM であることが前提除件になっています. 
この部分の修正, 少々手間かもしれません.
-- 
Takanori Uchiyama, Ph.D.
Dept. Applied Physics & Physico-Informatics,
Fac. Science & Technology, KEIO University 



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