[Ultramonkey-l7-users 285] Re: UltraMonkeyでのIP透過について

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稲垣 tadas****@gmail*****
2010年 1月 26日 (火) 16:15:45 JST


竹林様

お世話になります。
稲垣です。

送信元IPを透過したいとき、
NATモードを使う場合はツーアーム構成で、
DSRモードを使う場合はワンアーム構成ということですね。

ツーアームのNATで検証してみたいと思います。

また、何かわからないところが出てきたら教えてください。

以上、宜しくお願い致します。


Shinya TAKEBAYASHI さんは書きました:
> 稲垣 さま
>
>
>   竹林です.
>   
>>>   L4 であれば,NAT モードでも DSR でもリアルサーバ側まで
>>> ソース IP アドレス(クライアントの IP アドレス)が渡ります.
>>>       
>> ワンアーム、ツーアーム構成でも変わらないということでしょうか?
>>     
>
>   ワンアーム構成(同一セグメント)での NAT 設定では,ソース IP アドレスを
> 残すことはできません.
>   これは TCP/IP の通信方式に起因する制約です.
>   UltraMonkey-L7 を使用した場合と同じです.
>   
>   ワンアーム構成でソース IP アドレスを残したい場合は,
> DSR モードを使用する必要があります.
>   
>   BIG-IP と同様に,ワンアーム構成の NAT モードでは LB サーバに
> SNAT の設定を行う必要があるのですが,SNAT を実施した時点で TCP ヘッダ上の
> ソース IP アドレスが LB サーバのものとなるため,リアルサーバにパケットが
> 到着した段階でクライアントのソース IP アドレスは失われた状態となります.
>
>   ツーアーム(別セグメント)構成では,リアルサーバ側とクライアント側の
> ネットワークを物理・論理的に分割しリアルサーバのデフォルトゲートウェイを
> LB サーバに設定することで,通常のルーティングのような見せ方を
> することができるため,ソース IP アドレスを残すことができるのです.
>
> -----------------------------------------------------------
> Shinya TAKEBAYASHI 
>
> E-mail: takeb****@oss*****
> GPG ID: E2695938
> GPG FP: 0412 40A9 B385 17EB 1E49  D2D2 DECA 8DE1 E269 5938
> -----------------------------------------------------------
>   





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