rsa-sha2-256, rsa-sha2-512公開鍵アルゴリズムのサポート
OpenSSH 8.2 にて Future deprecation notice として ssh-rsa (RSA with SHA-1) が挙げられたので優先度を上げる。
影響が大きいので 4.106 でも対応する。
ttssh2-dev 486 でチェックをお願いしましたが、ドキュメントまでひととおりそろったと思いますので、再度チェック依頼をします。
ドキュメントでは「(公開鍵認証の)署名アルゴリズム」としてあります。
設定項目名は「RSAPubkeySignAlgorithmOrder」としてあります。
問題ないでしょうか?
OpenSSH の Release Note では 署名アルゴリズム(signature algorithm), 署名スキーム(signature scheme) OpenSSH の sshd_config では PubkeyAcceptedAlgorithms RFC では 公開鍵アルゴリズム(Public Key Algorithm)
ドキュメントでは「署名の生成に使われるハッシュアルゴリズム」としてありますが、間違っていないでしょうか?
nmaya への返信
残件として、
が有ります。
他に関連する残件として #36111 の残件が有りますが、致命的な問題ではないので後回しでもいいかもしれません。
== チェック依頼
挙げられた項目に関してはすべて問題ないと思います。
動作ですが、ssh-rsa を無効化していてもサーバー側が server_sig_algs を送ってこないと ssh-rsa が使われるのが妥当なのかが気にかかります。
server_sig_algsがNULLの場合は server_proposal として "ssh-rsa" を使うようにする方がいいかもしれません。(署名方式が見つからなかった場合のエラー処理必須)
ドキュメントでは以下が気になりました。
既存の動きでこういうところがありますが、無理に分けたりしない
ほうがよさそうですか?
- ssh.h の Key 構造体のコメントに「ホストキー」とありますが、
pvar->auth_state.cur_cred.key_pair でユーザ認証鍵に使われている。
- 同じく hostkey.c にある ssh2_hostkey_... という関数や ssh2_host_key が
認証鍵に使われている。
用途が違うだけで機能自体は同じものなので、無理に分けない方がいいと思います。
チェックありがとうございます。
RSAPubkeySignAlgorithmOrderのリンク先
設定例の値の前後に <>
修正したのですが、いまコミットできませんね。
teraterm-ssh.html#RSAPubkeySignAlgorithmOrder で、ホスト鍵の確認には使われない事を追記する。
これは https://osdn.net/projects/ttssh2/svn/view/branches/4-stable/doc/ja/html/setup/teraterm-ssh.html?annotate=10416&root=ttssh2#l196 と書いたのとは別のことでしょうか?
無理に分けない方がいいと思います。
わかりました。
まだ少しあるんですね。チケット詳細の残件を更新します。
挙げられた項目に関してはすべて問題ないと思います。
チェックしていただいた部分を、r10509 で 4-stable から trunk にマージしました。
KEXまわりを変更した影響でRekeyが動かなくなっているので要対応。
rsa-sha2-256, rsa-sha2-512 公開鍵アルゴリズムに対応する。
時系列
対応範囲
検討事項
関連
対応状況
Tera Term 5
Tera Term 4
残件
Requests?