永田です。 まず、ユーザとしての私はどちらの方式の透明化も実用したことはないので、 私がここの動作を改良することへのモチベーションは低いです。 一方開発者としての私は、動作(実装)とドキュメントが食い違っている ことについては、どの部分でも(ドキュメントの)バグと認識するので、 修正が必要なものとみなします。 > 透過ウィンドウの方式の整理 > https://osdn.net/projects/ttssh2/ticket/44376 > ですが、こういうことかなと思います。 > > 2. 背景に壁紙(デスクトップ画像)をブレンド(日) > background blended desktop image (?)(英) Additional Settings - Visual の動作から分かるように、Eterm は "Mixed ThemeFile to Background" と "Background Image" が排他で、 両方 off にもできます。 ここに書いたように Eterm の方式は 3 種類あると理解しています。 https://osdn.net/projects/ttssh2/ticket/44376#comment:1412:44376:1656515740 実際に動作させたことはないのですが、ここなどを見ると Eterm の背景透過は 指定画像との合成をしないもののように見えます。 http://fjt.webmasters.gr.jp/linux/yesterday/eterm.html これは Tera Term では両方 off の動作と同じに見えます。 この方式(壁紙との合成)がドキュメントにないことを不自然に感じますし、 そうなると「壁紙との合成」ではなく「壁紙と指定画像を合成」する方式が (Eterm にも同様の機能があるのかもしれませんが)「Eterm風」と呼ばれて いるのにも違和感を覚えます。 > - 背景画像に Tera Term が表示されている位置の > デスクトップ画像をブレンドすることができる > - デスクトップが透けて見えるように表示される > - しかしウィンドウの裏側が透けてみえるのではない 「今壁紙に設定されている画像」「並べ方の設定」を読み出して、ウィンドウが ある位置に表示されているはずのイメージを切り出して合成しています。 cf. BGPreloadWallpaper(), BGGetWallpaperInfo() 設定によってはちょうどピッタリの位置が切り出せないのですが、 よくわからずにあきらめました。 https://osdn.net/projects/ttssh2/ticket/35815 -- TeraTerm Project https://ttssh2.osdn.jp/ NAGATA Shinya <maya.****@gmail*****>