[Tep-j-general] Re: どこまでが無料?

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K. Miyagawa redbe****@yahoo*****
2005年 6月 21日 (火) 11:26:23 JST


宮川です。

> 山本です。

お早うございます。
素朴な疑問にお付き合い頂いて有り難う御座います。<(_ _)>


> ここでいわれている「ライセンス」とは? 「画像部分だけ」?

すいません、言葉足らずでした。
「ライセンス」とは designload.jp が定めた利用規約のことです。


> 利用規約 第一条には
> 「ダウンロードしたデータ(画像データ、文章データ、
> 音楽データ、プログラムデータ等)は、
> いかなる形でも複製、出版、伝送、配布、譲渡、貸与、
> 翻訳、翻案、使用許諾、転載、再利用などの流用を禁止いたします。
> 弊社で作成したデザインテンプレートはお支払いの決済承認をもって、
> ユーザーにライセンス許可を与えますがデータの著作権は
> 弊社に帰属するものとします。」
> とあります。 このあたり第二条と矛盾するような…

つまり、ここで「データの著作権は弊社に帰属するものとします。」
とありますが、私の認識では改造されているにしろ少なくとも
osCommerceのスクリプト部分(.phpファイル)は、GPLで配布されなければ
ならないので、上記のdesignload.jpが定めた利用規約を適用可能な
範囲は、画像データ部分だけなのではないかと思ったのです。

さらに「画像データ部分」というのも、一体どこまでが
osCommerceの一部として認識されるのかが疑問でした。
これは、例えば背景画像を切り離してしまうと
このosCommerceはE-Commerceシステムとして
半分機能していない(そのままでは運用できない)状態
になってしまうからです。


>>という部分ですが、これも画像をすべて変更してしまえば
>>多数のプロジェクトに適用したり、WEBで無償公開しても
>>問題無いということですね。

> さあ?

私もここが一番疑問なんです。(^^;
GPLの解釈では、「再配布できて当然」なんですが
もし、前述のdesignload.jp の利用規約に記述されている
「データ」が phpスクリプト部分(osCommerce本体)も含むという
意味合いであれば、osCommerce本体の再配布の権利を奪われたこと
になり、GPL違反ということになってしまうからです。


> 画像部分だけに独特のライゼンス(利用規約)が適用
> できるんでしょうか?
> osCommerce 全体には GPL が適用されているので
> その派生物も GPL では?

貴重なご意見を有り難う御座います。
利用規約の第一条を見ると

> 弊社で作成したデザインテンプレートはお支払いのの
> 決済承認をもって、ユーザーにライセンス許可を与えますが
> データの著作権は弊社に帰属するものとします。

とあり、「デザインテンプレート」が何を意味しているのか
不明ですが、著作権がが designload.jp に帰属していると
明示されているようです。

「画像部分」については少々グレーな部分がありますが
GPLの精神にのっとり改造されたosCommerce自体は再配布可能と
いうのが私の結論になりそうです。

と考えた矢先に、先ほど山本さんにご指摘頂いた利用規約の
第一条部分に

> 「ダウンロードしたデータ(画像データ、文章データ、
> 音楽データ、プログラムデータ等)は、
> いかなる形でも複製、出版、伝送、配布、譲渡、貸与、
> 翻訳、翻案、使用許諾、転載、再利用などの流用を禁止いたします。

↑のように「データ」の定義が書いてあるのに気づきました。
つまりプログラムデータ部分(スクリプト部)の再配布も
禁止されてしまっているようです。
これはさすがに問題があるような気がします。

もし他の皆さんのご意見もありましたらお願いします。<(_ _)>



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