WorktimePlugin

説明

チケットごとの作業時間を記録するためのプラグインです。RedmineのWorkTimeプラグインに触発されて開発してみました。

  • ユーザごとに、担当もしくは関係者(CC)となっているチケットに対して作業時間を入力することができます。
  • MS ProjectライクなUIを備えています。worktime2.png
  • 表示するチケットのフィルタリング、グルーピングも設定できます。
    • クローズしたチケットに関して、今月、1〜3ヶ月前、全て表示、表示しないを選択することができます。
    • チケット登録日時によるフィルタリングは、翌月以降に登録されたチケットを表示する/しないを選択できます。worktime1.png
  • レポート機能を備えています。特定のチケットのフィールドで集計し、月ごとに各ユーザの合計作業時間を出力することができます。合計時間は、入力された作業時間合計だけでなく、割合による表示(俗に言うMM)に表示を切り替えることもできます。
  • レポートは、CSVファイルにエクスポートすることもできますので、Excelで加工することもできます。report1.png
  • お試し機能として、バーンダウンチャートを出力する機能もあります。チケットのカスタムフィードとして「estimatedhours」が作成されていますので、そこに見積り時間を入力すると、日々の作業時間を引いてチャートを描きます。

ソース

sf.jpのSVNリポジトリから取得できます。

セットアップ方法

  1. ソースをリポジトリからチェックアウト(またはエクスポート)します。
    C:> svn export http://svn.sourceforge.jp/svnroot/shibuya-trac/plugins/worktimeplugin/trunk/0.11 C:\your-exported-worktime
    
  2. easy_install コマンドでインストールします。必要な python-dateutil ライブラリも一緒にインストールされます
    C:> easy_install C:\your-exported-worktime
    
  3. trac.ini ファイルで以下の内容を追加してプラグインを有効にします
    [components]
    worktime.* = enabled
    
  4. 専用のテーブル(ticket_worktime)を利用するため、trac-admin で upgrade を実行します。
    C:> trac-admin C:\TracLight\projects\trac\SampleProject upgrade
    

利用方法

  • インストールすると、メニューバーにWork Time Managementが追加されます。ここをクリックすると、専用の入力画面が開きます。worktime3.png
  • 自動的に、ログインユーザの担当のチケット一覧が表示されます。時間を入力したい箇所をクリックすると、入力フィールドが表示されます。数字(単位は時間。小数点は使えます)を入力し、エンターキーを押すとデータが登録されます。また、ESCキーを押すと編集をキャンセルします。

免責事項

本ソフトウェアは使用者の責任において利用してください。 このプラグインによって発生した、いかなる障害・損害も作成者は一切責任を負わないものとします。