[Scim-imengine-dev 1238] scim-bridge-0.2.5出ました

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Ryo Dairiki ryo-d****@users*****
2006年 7月 23日 (日) 14:07:23 JST


大力です。

scim-bridge-0.2.5を出しました。
幾つかバグの温床になりかねない部分を直しただけなので、
問題無いようなら更新は不要です。

修正点:
・一部の環境でエージェントの終了せず、次回ログイン時から機能不全に。
・エージェントの多重起動防止機能が実は機能していない。
・scim_bridge_display_set_nameでsegfaultが発生する。
・ 適切なIMEが起動できない場合にsegfaultが発生するらしい。
・一部のエラーメッセージに綴の間違え。

それはそうと、scim-bridge-0.4ブランチ(kokage)の開発を始めました。

機能追加:
・replace_surrounding_textに対応。
・クライアントのロケール、ディスプレイを厳密に処理。
・通信プロトコルの同期・非同期処理を明確に区別。
・SCIM版エージェントがクライアントの返信待ちの際の挙動を改良。
・qt-clientを実装。(qt-4のみ対応予定。余力があれば、qt-3.2も別につくるかも)

APIの変更:
・無駄に大きいerror処理機構を削除。
・on_the_spot、off_the_spot、over_the_spotのそれぞれを選択可能に。
・各エージェントがパネルの表示を行えない場合に使用する、aux_panelを仮実装。

水面下の変更:
・エージェントが複数のディスプレイの表示に対応。
・SCIM版エージェント自体はコンソール入力に対応させる。
・エージェント名をscim-bridgeからoim-bridgeに変更。

パネルは基本的には各種エージェントが表示すべきだが、
表示できない場合はaux_panelに任せるという形にしたいと思います。
ただ、通信プロトコルは、どうしたものか考え中です。

大力亮 <ryo-d****@users*****>



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