Teppei Tamra
tam-t****@par*****
2005年 4月 16日 (土) 04:19:50 JST
TAMです。 2005 4月 16 土曜日 01:14、UTUMI Hirosi さんは書きました: > Honoka の Anthy モードでは、文節を切り直すと > 一部の候補が表示されなくなるようです。 すいません、ダサくて説明するのも嫌になるようなミスをしていました…orz。 Rev.200で直ってると思います。修正個所は1文字(汗)です。 > もうひとつ気になるのは、子音の表示がときどき変わることです。 > たとえば "こうらくち" (kourakuchi) と入力しようとして > "k" を打った場合、あるときは k が赤文字で表示され、 > あるときは 黒バックに白ヌキで表示されます。 > この表示変更の条件は何でしょうか。 白抜き表示のコードは入れていないです。変換時の注目している 文節は白抜き(と言うか黒地に白字)になるようにしていますが。 ローマ字変換時は文字か赤色になるようにはしてあります。この機能の On/Offも指定できるようにするつもりですが。 で、赤色になる条件なんですが、これちょっと説明すると長くなるんです けど、正確には子音を赤にしているわけではありません。赤色で表示されて いる文字はローマ字かな変換において内部で保留されている文字になります。 ほのか(scim-wnn含む)のローマ字変換は、とりあえず変換パタンの書かれた テーブルを読み込んで、そのテーブルから保留用のテーブルを内部で作って います。 例えば、変換用パタンとして ・kya -> きゃ と言うのがあった場合、保留用テーブルには ・k ・ky この2つが追加されます。 そして実際に入力をすると、内部にある小さなバッファに文字がためられます。 そのバッファと上の変換用パタンをチェックしてバッファが「kya」なら「きゃ」に 書き直すと言う処理をやってるわけですが、仮に変換用テーブルで変換でき なかった場合、次に保留用テーブルとの比較を行います。 もしも保留用テーブルにマッチした場合、上の例では「k」か「ky」になりますが、 その場合はバッファを保持したまま次の文字を待ちます。 もしも保留用テーブルと比較してもマッチするものが無かった場合はバッファを 空にして次の文字を待つ、と言うのを繰り返すことでローマ字をかなに直して います。 で、本題の赤文字なんですが、赤文字で表示されているのはつまりその ちいさなバッファにある文字、と言うことになります。ローマ字変換においては 多くの場合子音となるわけですが。 赤文字での表示がある場合、続けて文字を打つと「その赤文字部分が 別の文字(かな)に変換される可能性があるよ」と言うのを示す意味で なんとなく付けてみた機能です。