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August Framework 2.0 : チュートリアル 2 ~ まずは真っ白なウインドウを出してみる

まずは Visual C++ 2008 を起動します。


プロジェクトの新規作成

メニューより、「ファイル」→「新規作成」→「プロジェクト」にて新たなプロジェクトを作成しましょう。

「プロジェクトの種類」としては「Win32」を選択、そして右側の「Visual Studio にインストールされたテンプレート」より
「Win32 プロジェクト」を選択します。

プロジェクト名と場所を任意に決め、「OK」ボタンを押します。

ウィザードが表示されるので、「次へ」のボタンを押します。
「アプリケーションの種類」として「Windows アプリケーション「空のプロジェクト」のチェックボックスを有効にし、「完了」ボタンをクリックします。


プロジェクトの作成を完了したら、新規のソースを追加します。

ソリューション エクスプローラより「ソース ファイル」を右クリック、「追加」→「新しい項目」にて「C++ ファイル」を選択し、
任意のファイル名を入力、「追加」ボタンを押す事により追加されます。


パスの設定

次に、Open-MGLへのinclude, libパスを設定します。

パスの設定方法については別のページにて説明しています。


いよいよソースを書く

それではいよいよコーディングです。
まず最も簡単な、August Framework プログラムを作成してみましょう。

以下のようなコードを、先に作成したソースファイルに記述してください。

  1. #include "mglaugust2.h"
  2. int APIENTRY WinMain(HINSTANCE hInstance,
  3. HINSTANCE hPrevInstance,
  4. LPSTR lpCmdLine,
  5. int nCmdShow )
  6. {
  7. CAugustWindowFrame2 frame;
  8. frame.Start();
  9. return 0;
  10. }

書けましたか?それではビルドをしてみましょう。
ビルドはメニューの「ビルド」→「ソリューションのビルド」にて行われます。

次に実行・・・の前に、DLLファイルを格納する必要があります。

ダウンロードしてきたOpen-MGLのディレクトリの中に「bin」と言うフォルダがあります。
その中の「Debug」フォルダ内、「mgllib.dll」を、作成したプロジェクトのソリューションディレクトリ直下にコピーします。

メニューより、「デバッグ」→「デバッグなしで開始」を実行してみましょう。
これにより、まっしろなウインドウが表示された筈です。

Memo:

Debugビルド時にはDebugのDLLを、Releaseビルド時にはReleaseのDLLを使用してください。
これを間違えると実行時にエラーが発生します。