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LDP man-pages では、翻訳に po4a を利用しています。 そのため、手順が他の翻訳方法と少し異なっています。
1. 作業環境が Linux であること
2. アカウントがあること
1. アカウント名 foobar
2. ホームディレクトリ /home/foobar
3. 作業ディレクトリ /home/foobar/linuxjm なお、コマンドプロンプトは % とします。
1. 作業用ディレクトリの準備
2. コマンド類の導入
3. リポジトリのクローンを取得
翻訳更新の動作確認を行っておきます。 全ファイルを処理するので多少時間がかかります (2〜3分くらい)。
カレントディレクトリが、 /home/foobar/linuxjm/jm として % cd manual/LDP_man-pages % make setup % make % git status全部のコマンドがエラーなく終了すること、 最後の git status コマンドで更新されているファイルがないこと、 を確認してください。 git status の出力で更新されているファイルがある場合は、 そのまま翻訳作業を進めると、意図しないファイルも更新してしまうことがあるので、 メーリングリストで相談するなどして対応を検討しましょう。 作業漏れ以外の可能性もあり、たとえば、 po4a のバージョンが変わって PO ファイルへの抜き出し方法が変わることもあります。
jm リポジトリは以下のような構成になっています。
翻訳を開始するにあたっては、まず翻訳対象を決めます。以下では、at を翻訳対象として説明していきます。また、既存翻訳データの更新作業をするということを前提としています。新しく翻訳対象を追加する場合は別項目を参照してください。
翻訳作業は、他の方とかち合わないようにしないと、後の調整が大変になります。そのため、以下の作業を行います。
po4a-updatepo コマンドで翻訳データを更新したら、更新されたオリジナルデータを元に、po ファイルを編集します。po ファイルを編集するツールは複数ありますので、お好みのものをお使いください。KDE 環境下であれば、Qt Linguist がありますし、翻訳メモリや翻訳支援機能を備えた OmegaT などを使っても良いでしょう。
当該パッケージのディレクトリ直下には ChangeLog ファイルが存在する場合があります。このファイルは過去試用していたものですが、現在は使用していませんので特に編集する必要はありません。
翻訳が完了したら、翻訳のCopyrightも追記しておきます。Copyright記述部分は単独のファイルとなっており、当該パッケージ直下の po4a/add_ja/copyright ディレクトリ配下に、各マニュアルページ毎にファイルが用意されています。そのファイルを修正します。既存の記述を見ながら同じように追記してください。
翻訳データの編集が終わったら、翻訳結果を生成します。
校正作業が終わったら、リリースを行います。