いいじまです。断片的になりますが… > 長南さんからのご指摘には、実に多くの論点が > 含まれていますので、必要に応じて今後、 > スレッド分岐するか、チケット起票するなどして、 > 議論していくことを望みます。 同意です。 ☆ ☆ ☆ > > 私がやった tar-1.32 の翻訳の場合、--warning=KEYWORD 指定で tar が出す > > ワーニング・メッセージについては、Masahito Yamaga さんによる tar-1.32 の > > メセージカタログの翻訳を (少し手を入れて) 使用しています。そこで、 > > 「訳者謝辞」をマニュアルの最後に付けています。他人の翻訳を利用する場合は、 > > acknowledgement を付けるのが、翻訳者としての礼儀ですし、盗用だと言われ > > ないための用心でもあります。付けておいてください。 > > 訳者謝辞をつけることを、私は反対します。 > つけなくても謝辞は表せます。 んー、では具体的にどうしましょう? この情報はどこかにコメントとして書いてあるだけではダメで、完成したテキストをman tarなりHTML形式なりで読んでいる読者にハッキリ見えるようにしないといけません。 .SH AUTHORS が原文にあればそこに加筆することもできますが、今回の GNU tar にはそれがありません。 > 特に roff ページや po4a 処理において、原文にない > セクションや項目をつけることは、オリジナルとの対比確認や > 実際処理上の負担となるため、少なくともman ページ成果物に > 含めることに反対します。 具体的にどんな「実際処理上の負担」が生じるんでしょうか? 具体的に例題を1つ2つ示していただけないでしょうか。 一般論として、英文和訳の際に「特に留意すべき日本特有の事情」について訳注を入れたり、逆に和文英訳の際に「日本では普通だけど海外では半ば非常識な背景事情」のヤク中を入れたりすることはよくあることです。その訳注の量が多ければ、訳文として独自の項目を立てることには十分な合理性があります。 「この部分は原文にない、訳文独自のコンテンツです」という目印を何か定めておいてそれを付与する、という運用がベストのように思います。具体的にはどうしましょう? ☆ ☆ ☆ > > なお、どこをどう変更したかの報告は、メールでいただきたいと思います。 > > そこだけ見ればよいのですから。 > > これは断固反対します。あまりにも翻訳者に負担を掛け過ぎです。 > はっきり言いますが、それでしたら校正を諦めてください、と主張します。 > 私は翻訳者の立場としてそう思いますし、校正者の立場になっても > 自分で修正箇所を探し出します。捉え方の差異なのでしょう。 うーむ。 httpで簡単にdiffが取れるのですから、きちんとそれを利用すべきなんじゃないですか? まず大前提として、リリースの告知には https://osdn.net/projects/linuxjm/scm/git/jm/tree/master/manual/GNU_tar/ というURLを添付していただくとして、そこからリンク階層をたどって https://osdn.net/projects/linuxjm/scm/git/jm/tree/master/manual/GNU_tar/release/man1/ に行けば ||Name ||Size || Rev. || … ||tar.1 || 65.55k || 6f9271d || … という表があります。ここの「6f9271d」という文字列がそのまま差分へのリンクになっています。 というわけで、最初の「Web上の該当フォルダのURLを添付する」という一手間さえかけていただければ、その後は他の人もそれぞれ自力で検証できるはずです。 もちろん、「全般的な方針変更(今回の場合、である体からですます体への全面変更)」や「個別のdiffを一つ一つ見ているだけでは分かりにくい修正点」などについては、必要に応じて概要をMLに流していただくのが宜しいかと思います。 -- 飯嶋 浩光/でるもんた・いいじま @ PC IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta Email <delmo****@denno*****>