matsuand です。 長南さんからのご指摘には、実に多くの論点が 含まれていますので、必要に応じて今後、 スレッド分岐するか、チケット起票するなどして、 議論していくことを望みます。 そして端的な意見、反論を示します。 大いに議論すべき内容です。 On Fri, May 13, 2022 at 12:59 PM 長南洋一 <cyoic****@maple*****> wrote: ... > 私がやった tar-1.32 の翻訳の場合、--warning=KEYWORD 指定で tar が出す > ワーニング・メッセージについては、Masahito Yamaga さんによる tar-1.32 の > メセージカタログの翻訳を (少し手を入れて) 使用しています。そこで、 > 「訳者謝辞」をマニュアルの最後に付けています。他人の翻訳を利用する場合は、 > acknowledgement を付けるのが、翻訳者としての礼儀ですし、盗用だと言われ > ないための用心でもあります。付けておいてください。 訳者謝辞をつけることを、私は反対します。つけなくても謝辞は 表せます。特に roff ページや po4a 処理において、原文にない セクションや項目をつけることは、オリジナルとの対比確認や 実際処理上の負担となるため、少なくともman ページ成果物に 含めることに反対します。 > > .\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Atsushi Yamagata, > > .\" and 2020 Yuichi Sato and Yoichi Chonan, > > .\" all rights reserved. > > .\" 1997/09/17 Atsushi Yamagata <xxxx @ xxxxxx> > > .\" Updated and modified (tar-1.32) Wed Feb 26 18:15:15 JST 2020 > > .\" by Yuichi SATO <xxxx @ xxxxxx> > > .\" and Yoichi Chonan <xxxx @ xxxxxx> > > .\" translated for 1.34, 2022-05-04 > > これでは、文責がまだ私と佐藤さんにあるように見えてしまいます。 > "translated by ... for 1.34" といった具合に、直した人の名前を > 入れておいてください。なお、"translated" というよりは、"updated and > modified" だと思います。"translated" とか "New translation" と > いうのは、全面的に訳した (訳し直した) 場合でしょうかから。 ご指摘内容はそのとおりと同意しますが、書く内容は各翻訳者に 委ねるべきであり、異論をはさむ性格のものではないと考えます。 > なお。このマニュアルは、GNU General Public License v3 ですが、 > GPL では、翻訳は modified version に当たります。GPLv3 は、 > 「前文 (Preamble)」の第 7 パラグラフで modified version に対して > 次のような条件を満たすことを要求しています。 これは本当ですか? modified version とは「改変」バージョンを意味するのでは ないですか? 翻訳物もそこに含みますか? 法的に本当に 正しい解釈ですか? 私は疑問を抱きます。 改変であれば改変箇所を history として記すことが、 二次成果物を利用するものにとっての必要情報となります。 だから history が求められます。一方、翻訳物は、表現言語を そっくり変えるものです。ただし原文構成や原文表現内容を 翻訳者が書き換えるなどということは一般にはないことなので、 改変の履歴は存在しえないと思います。翻訳物の history は ただ一項目、「翻訳しました」だけではないですか? > なお、どこをどう変更したかの報告は、メールでいただきたいと思います。 > そこだけ見ればよいのですから。 これは断固反対します。あまりにも翻訳者に負担を掛け過ぎです。 はっきり言いますが、それでしたら校正を諦めてください、と主張します。 私は翻訳者の立場としてそう思いますし、校正者の立場になっても 自分で修正箇所を探し出します。捉え方の差異なのでしょう。