いいじまです。 元木さん: > 変換ツールを man2html から他のものに見直すのも > 現実的な選択肢かなと思っています。 これに一票。 > pandoc なら static link のバイナリーも配布されていますし、 > osdn.net の shell サーバーにも導入しやすいと思います。 > メンテナンスが活発なこと、テンプレートが使える、などメリットはかなりありそうです。 > デフォルトの HTML 出力のテンプレートでも、 > いいじまさん指摘の <meta name="viewport" content="width=device-width> は解決します。 私のほうでも少し試してみようと思います。 > 現状できているが pandoc でできないもの > (or デフォルト設定でできないもの) は、 > ページ内の別ページへのリンクです。 設定変更で何とかなればいいのですが…試してみないと分からないですね。 ☆ ☆ ☆ > > 当プロジェクトでの HTML 配信は、私見としてはプラスアルファの > > 「ついでの」産物という風に捉えており、本筋はあくまで tarball 配布 > > が主と考えます。したがって視認性、アクセシビリティを考える以前に、 > > HTML は不要という考えであり、HTMLに手を施すことは、私の感覚 > > では不要と思っているということです。 > > ウェブ経由の参照もそれなりの数あります。 > Google Site Console に JM のサイトを登録してあります。 > 見てみたところ、過去 3ヶ月では、検索画面でのクリック数は 24.1万 でした。 > > ウェブの位置付けは人によって違うと思いますので、 > これくらいのアクセスがあるということだけ共有しておきます。 私自身は「Web経由で個別のmanpageを閲覧できるサービスは、今後も継続すべき」という立場です。 JMの成果物を参照するユーザー層は、全員が全員、巨大なtarballを自分の環境に展開してそれをコンソールで読むわけではありません。 たとえば、Linux以外の環境を主戦場にしている人が、「特定のコマンド(たとえばtar)の比較的新しいオプションをシェルスクリプトから使いたいけど、Linuxではどう指定するんだろう?」と思って調べに来ることも多々あるはずです。 実例: BSD tar→https://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?query=tar&apropos=0&sektion=0&manpath=FreeBSD+13.0-RELEASE+and+Ports&arch=default&format=html Solarisのtar→https://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?query=tar&apropos=0&sektion=0&manpath=SunOS+5.10&arch=default&format=html GNU tar→http://linuxjm.osdn.jp/html/GNU_tar/man1/tar.1.html それと、JMのtarballが更新されたから手元の環境にすぐインストールしよう、となっても、「前回のインストール時と全く同じ選択肢を指定して」更新するのが面倒です。(∵インストール対象として指定した中に同名のmanpageが複数あった場合に、そのうちのどれを選ぶのかは現状、一つ一つ手動です。)この点でも、手軽にhttpで確認できる状況は助かります。 あとは特に、Windows環境からUNIXサーバにリモートログインしている場合には、manだけのためにターミナルエミュレータを1つ余計に起動して、sshのセッションを1つ余計に張らないといけないのもやはり面倒です。httpアクセスができれば、テキストエディタのマクロなどでクエリのURLを生成してすぐにブラウザを開くことができます。 というわけで繰り返しのようになりますが、tarballだけでは不便を感じる人もいる、ということをご理解戴ければと思います>matsuandさん -- 飯嶋 浩光/でるもんた・いいじま @ PC IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta Email <delmo****@denno*****>