[JM:03226] 配布に関わる問題点意識

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matsuand michi****@gmail*****
2022年 2月 19日 (土) 12:36:03 JST


当 JM の配布方式やそれを作り出す処理方式に
関して、感じていることを羅列します。

ゆくゆく手を出すつもりで構想しています。
その具体的内容は後々示すことにします。

1. tarball 配布のあり方の問題
現状の tarball 配布は毎月15日のcronジョブに
より、その日付(YYYYMMDD)を用いて、
全配布: man-pages-ja-YYYYMMDD.tar.gz
パッケージ別配布:
 man-pages-ja-PKG-YYYYMMDD.tar.gz
 (PKGは各パッケージ名)
となっています。
私見としてこれは極めて不適切と指摘します。

内容変更がなくても必ず毎月15日に更新配布
されるもので、ユーザーのことを「全く」配慮して
いません。変更があったかどうかは、ファイルを入手
して中身を見るまでは分からず、結局ユーザーは
入手するしか選択肢がないためです。

ざっとジョブ処理内容 (関連 Makefile) を読んで
います。変更のあったものだけ tarball ビルドする
ことはできるであろうと見当をつけていますので、
そのうち、この方向を実現したいと思います。

2. OSDN サイトリソースの過度の利用
OSDN サイトの当プロジェクトトップディレクトリ
配下の tmp ディレクトリに、過去の tarball が
残存しています。意図していることでしょうか?
tmp ディレクトリである以上、削除すべきと
想像されます。
今後、策を講じなければ、半永久的に増殖
していくため、そのうち OSDN サイト管理者
から怒られますよ。

3. RPM 配布の(おそらくは)頓挫
RPM 成果物をビルドする処理が組み入れられて
いるようですが、日の目を見ていない様子。
私見では、残しておいても良いですが、
原則方向性としてはやめるべきと思います。

RPM をやるんだったら、deb もやるべきです。
deb がないことを除いたとしても、RPM を提供
する意味は、「一般ユーザー」に配布物管理の
利便性を提供する目的と推察されます。
少なくとも「ディストリビューター」向けには tarball
配布がありさえすれば十分です。一般ユーザーが
果たして RPM 配布を望んでいて、これを活用するか、
・・・期待薄に感じられ、tarball 配布一本に絞るのが
順当と思います。

ついでながら RPM 配布物も過去のものがすべて
残存しており、2. で述べた内容と同じく、リソース
消費が今後も増殖するため、好ましくない状況と
捉えます。

4. tarball 配布のあり方、その2
現状 tarball 配布物では、リリース対象物 (release
ディレクトリ配下) がなくても、tarball 生成されます。
これもまた不適切です。考えてみてください。
tarball 入手してみたものの、中には日本語 man
ページが含まれず、 README と translation_list
しか含まれていないものが存在します。

配布物として「ユーザーをバカにしている」レベルと
指摘します。これまでは、こういったものがなかった、
あるいは少なかったからという理由が容易に想像
されます。ただしmatsuandが着手してきた最近の
パッケージではリリース物を作り出していないものが
多々あるために、指摘するような tarball が生み
出されてしまっています。

これも対処する策を講じようと思います。

5. 当プロジェクトサイトの色彩感覚

manページサイト(man2html結果サイト)や、
作業状況サイト、ダウンロードサイトなど、
黄色いヘッダーがやけに目につく配色になっています。

全くの個人的趣向として、黄色は不適切と思います。
黄色は注意を引く配色であり、黒文字を強調する配色
というメリットはありますが、一方で警告的であり、神経を
過敏にさせる性質もあります。完全に黄色一色の部屋に
人間を閉じ込めたら発狂すると言われる色です。

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細かいことは他にもありますが以上とします。

なおくれぐれも申し述べておきますが、
これまで作業に関わった方々の実績や苦労を
避難するものではありません。
私見は多分に含みますが、性状や特性を述べて
いるものであり、課題提起するものです。


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