[JM:02835] Re: [POST:DP] Meson meson.1

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Akihiro Motoki amoto****@gmail*****
2021年 8月 7日 (土) 22:29:49 JST


元木です。

draft はまだ更新されていないという理解であっていますか?
以下、コメントです。

On Sun, Aug 1, 2021 at 12:28 PM matsuand <michio_matsu****@yahoo*****> wrote:
>
> 校正確認ありがとうございます。以下返信します。
>
> ----- Original Message -----
> > From: Akihiro Motoki <amoto****@gmail*****>
> > To: Linux JM discussion <linux****@lists*****>
> > Cc:
> > Date: 2021/7/22, Thu 13:30
> > Subject: [JM:02696] Re: [POST:DP] Meson meson.1
> ...
>
> >> > .\"O The main Meson executable provides many subcommands to
> > access all
> >> > .\"O the functionality.
> >> >
> >> > Meson の主となる実行モジュールには数多くのサブコマンドがあり、 これによってあらゆる機能にアクセスします。
> >>
> >> executable の訳ですが、実行形式 というのはいかがでしょうか。
> >
> > うーん、 executable は実行可能なファイルということなので、
> > 「実行形式」にするとそれは連想できないように思うのですが・・・・
> > 以前別のメールでは「実行ファイル」という案を提案したことがあります。
>
> 実行ファイルとします。
>
>
> >> 後の部分ですが、
> >>
> >> これによりあらゆる機能にアクセスできます。
> >>
> >> ではどうでしょうか。
> >
> > 「これにより」「これによって」に関してはコメントはありません。
> > 自分としてはどちらでもいいかな。
> >
> > 「あらゆる」→「すべての」はどうでしょうか。
> > 好みの範囲ですが、そこまで文学的ではない自分が読者だった場合、
> > 「すべての機能にアクセスできます」の方がわかりやすいかなと思いました。
> >
> > あと、「アクセスする」がこの用法が日本語として一般的かは分かりません。
> > カタカナを使わないなら、「利用できます」「使用できます」でも意味は変わらないと思います。
>
> 試訳として、まず以下を見てください。
> 試訳
> 主な Meson の実行ファイルには数多くのサブコマンドがあり、
> これによりすべての機能の利用が可能です。
>
> ここでもう一段、修正を図ります。
> 「実行ファイルに..サブコマンドがある」は若干不思議な表現です。
> 画一的に executable を「実行ファイル」と訳すことをあきらめて
> ここでは「実行コマンド」と訳すのが自然に思います。

はい、この場面では「コマンド」が適切だと思います。

> また「すべて**の**機能**の**利用」と、"の"が続くため、
> 「すべて」を「全」に置き換えます。
>
> 再訳
> 主な Meson の実行コマンドには数多くのサブコマンドがあり、
> これにより全機能の利用が可能になります。

ここで言っているのは、meson configure, meson build のようにサブコマンドが
いろいろあって、meson コマンドからすべての機能が使えるよってことですよね。
「主な Meson の実行コマンドには」とすると、 主なコマンドがいくつかあるようにも
読めると思いました。 meson コマンドひとつで、というニュアンスが弱まって
いるように感じました。

訳としてはあまり複雑にせず、
「メインの meson コマンド」や「メインの実行コマンド meson」
などはいかがでしょうか。

> >> > .\"O ----------------------------------------
> >> > .\"O .SH The introspect command
> >> > .SH "イントロスペクト (introspect) コマンド"
> >> > .\"O ----------------------------------------
> >> > .\"O
> >> > .\"O Meson introspect is a command designed to make it simple
> > to  integrate with
> >> > .\"O other tools, such as IDEs. The output of this command is
> > in JSON.
> >> >
> >> > Meson のイントロスペクトは、 他のツール、 たとえば IDE などとの連携を簡単に実現するように設計されたコマンドです。
> > このコマンドの出力は
> >> > JSON 形式です。
> >>
> >> introspect については、適切な和訳はないと思って良いでしょうか。
>
> まず ribbon さんご指摘への返信として、
> introspect の和訳で適切なものは、たぶんないのでしょうね。
> オブジェクト指向由来の処理用語で、
> 「オブジェクト自体に自分のことを説明させる」
> といった処理内容であると解釈しています。
> 強引に日本語訳すると「自己説明」とでもなるでしょうが、
> 相当不自然です。訳すなら「イントロスペクト」しかないでしょう。
>
>
> > 全体を眺めた感じでは、セクションのタイトルはコマンド名のように見えました。
> > その場合、コマンド名を訳す必要はあるのでしょうか。
> > まさか、コマンドが "meson イントロスペクト" になるわけではないですよね?
> >
> > .SH の訳は「introspect コマンド」で、
> > 原文の "Meson introspect" も、訳は "meson introspect" だとまずいのでしょうか?
> > その上で、必要なら "introspect" に対してカッコ書きで注釈をつければいいだけだと思います。
> >
> > このコメントはすべてのコマンドにあてはまると思います。
>
> コマンド名に対する指摘は理解します。
> そのご指摘どおりと思います。
>
> ただし思うところを述べておきますと、
> まず章タイトルに付された The の意味について。また地の文が
> 「**Meson** introspect is.. 」と始まっている意味について。
> これは「introspect というコマンドや機能は、あちこちにあるが
> その中で、Meson においては」、という意義が含まれると解釈します。
> その意味では introspect は、コマンド名というよりかは、
> そういった機能全般を指すものと捉えています。
>
> そこで「イントロスペクト」のようにカタカナ訳を持ち出したのですが、
> introspect のままとするのが、ご指摘どおり適切に思いますので
> 直します。
>
> なお、上のような解釈から「Meson introspect は」とは訳しません。
> 「Meson の introspect は」と訳すことにします。

この部分は少し疑問があります。
文の骨子を取り出すと、「Meson の introspect は XXXX なコマンドです。」となります。
私は原文を読んだときには meson introspect コマンドそのものの説明をしているものと
解釈したのですが、もっと全般的な説明をしているのでしょうか?

>
> 再訳
> .SH "introspect コマンド"
> Meson の introspect は、 他のツール、 たとえば IDE などとの
> 連携を簡単に実現するように設計されたコマンドです。
> このコマンドの出力は JSON 形式です。


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