[JM:00274] Re: help2man help2man.1

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Yasumichi Akahoshi yasum****@vinel*****
2011年 5月 13日 (金) 00:17:43 JST


  赤星です。

> 「引数 EXECUTABLE には、マニュアル作成の対象とするコマンドを指定する」
> をここに追加なさったのですね。
>
> 確かにこれでわかりやすくなります。この文は、原文の著者が書いて
> おくべきことだったと思いますし、この位置に置くのが最適でしょう
> (行がえは、いらないのではないかと思いますが)。

  行がえは原文にないものを追加したために行いましたので、

> と、持ち上げておいて何なのですが、これは、翻訳の禁じ手だと思います。
> 原文にないことを書き加えたら、それはもう翻訳がではありません。
> たとえ、善意でやったことであれ、それが誰にとっても利益になること
> であれ、著作権の侵害だと言われても仕方のないことです。
> (snip)
> もっと穏当な行き方もあります。
>
> 一つは、原文の著者の許可を取ることです。そして、もう一つは、
> 挿入する文を訳注にすること。「(訳注: ... )」とすれば、はっきり
> しますが、「訳注」と入れるのがうるさい場合には、「( ... )」と
> カッコで囲むだけでもよいかもしれません。とにかく、原文の翻訳と
> 訳者による追加説明を区別できるようにしておけば、よいと思います。

私としても訳注を入れるかどうか悩んだところではあります。
  ただ、ある程度、日本語として完成させたところで patch も含め、upstream
に投げることを考えておりましたのでその際に「オプションの説明に入る前に
EXECUTABLE について補足しておいた方が良いのではないか?」ということを提案
してみます。

# が、FSF を相手にするのは初めてのため、手続きに手間取りそうです。
# なんか、誓約書みたいなのを送付しないと駄目なんですね。

> マニュアルの翻訳は、文芸作品の翻訳とは違う。原文にとらわれずに、
> 実用になる日本語のマニュアルを作ればよいのだ、という考え方も
> あります。わたしも出来の悪い man ページの原文を見たときなど、
> そういう考え方に惹かれないわけではありません。でも、それをやるなら、
> 翻訳という看板を下ろさなければならないでしょう。
>
> ついでに書いておきます。
> 細かいことですが、行頭の空白が増えているところがあります。
> roff の原稿に対して「diff 前回 今回」をやってみたところでは、
> 次の五ヶ所でした。po ファイルでは違いが出ないのかもしれませんが。

  これは、送付時の MUA が違うことが原因ではないかと思われます。

# 私の作業ミスの可能性もありますが。ローカルでファイルをバージョン管理し
# ていなかったため、確かめるすべがありません。

  自動でビルドされるものについては、そのような差異は発生しないはずです。

  今後ともご指南のほど、よろしくお願いします。

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Yasumichi Akahoshi
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