山内様 Cc:皆様 お世話になっております。 荒木です。 早速のご返信有難うございました。 >> 1. ファイルオーバーの順番について >> ※詳しい情報がなかったので以下予想です。齟齬があればご指摘をお願いします。 >> ①待機系に仮想IPが移動 >> ②待機系でディスクのマウント >> ③待機系にOracleサービスが移動し起動 > >こちらは、リソースの構成によって異なります。 >Oracleをpacemakerのgroupリソースとして、 >①仮想IP >②Filesystem >③Oracle >で設定した場合には、おっしゃる順番でFOいたします。 >※結局、groupリソースを組んだ順番でFOも開始されます。 >※リソース故障などが起きた場合には、停止順は逆(③〜①)となります。 >> リソースを組んだ順番で実現できる旨承知しました。 追加でお聞きしたいのですが、以前、仮想IPを2つ設定可能と伺いましたが、 3つ(サービス用x2と保守用x1)を設定することは可能でしょうか。 また、以下のページでPacemakerの監視と制御機能について記載がございました。 https://linux-ha.osdn.jp/wp/manual/pacemaker_outline 1. ネットワーク監視・制御機能として 「定期的に指定された宛先へpingを送信することでネットワーク接続の正常性を監視できます。」 と記載がございました。リソースで仮想IPを定義できるかと思いましたが、 ネットワーク接続の正常性とはどこに対する正常性の監視となりますでしょうか(仮想IPではなく?)。 2. ディスク監視・制御機能として 「指定されたディスクの読み込みを定期的に実施し、ディスクアクセスの正常性を監視します。」 と記載がございました。 共有ストレージの利用を想定しており、共有ディスクアクセスの異常を検知した場合の動作はフェールオーバになるのでしょうか。 3. 共有ディスクのフェイルオーバーが発生した場合、 以下が自動で行われるという理解でよいでしょうか。 ①稼働系の共有ディスクがアンマウントされる ②待機系の共有ディスクがマウントされる 冗長化の知識があまりなく、的外れな質問の場合はご容赦いただければと思います。 お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願い致します。 ------Original Message------ 送信元:<renay****@ybb*****> 送信先:"linux****@lists*****"<linux****@lists*****> CC: 件名:Re: [Linux-ha-jp] Pacamakerのフェイルオーバーについて 送信日時:2021年10月28日 21:49:42(+0900) >荒木さん > >こんばんは、山内です。 > >> 1. ファイルオーバーの順番について >> ※詳しい情報がなかったので以下予想です。齟齬があればご指摘をお願いします。 >> ①待機系に仮想IPが移動 >> ②待機系でディスクのマウント >> ③待機系にOracleサービスが移動し起動 > >こちらは、リソースの構成によって異なります。 >Oracleをpacemakerのgroupリソースとして、 >①仮想IP >②Filesystem >③Oracle >で設定した場合には、おっしゃる順番でFOいたします。 >※結局、groupリソースを組んだ順番でFOも開始されます。 >※リソース故障などが起きた場合には、停止順は逆(③〜①)となります。 >> >> 2. フェイルオーバーまでのおおよその時間について >> 公式ページにはサービスによるが、数秒から数分と記載がありましたが、 >> Oracleの場合、どれぐらいでフェイルオーバが完了するか、情報があれば教えていただきたいです。 > >サーバの状況に寄ると思いますので、一概には言えないと思いますが、 >通常、数秒から数分ではないでしょうか? > >> >> 3. 質問内容が少しズレてしまいますが、Pacemakerを利用した冗長化を仮想サーバで設計する上での注意点が >> あれば併せて教えていただきたいです。 > >仮想サーバの場合、仮想サーバに対応したfence_agentが必要かと思います。 >※kvmなら、fence_virsh。ESXiなら、fence_vmware_soap/fence_vmware_restなど。 > >また、仮想サーバ自体が落ちてしまった場合を考慮したFOを設計する必要も場合によってはあるかと思いますので、 >fence_agentを仮想マシン用、仮想サーバ用などの2段階に設定した方が良い場合もあります。 >※仮想サーバがipmiボード搭載なら、fence_ipmiを使うなど。 > >他の方から、良い意見があるかも知れませんが、とりあえず、思いついた点を記載いたしました。 > >以上です。 > > > >----- Original Message ----- >> From: TAS Takuro Araki <t-ara****@tads*****> >> To: linux****@lists***** >> Cc: >> Date: 2021/10/28, Thu 20:23 >> Subject: [Linux-ha-jp] Pacamakerのフェイルオーバーについて >> >> 皆様 >> >> お世話になっております。 >> 荒木と申します。 >> >> Pacemaker+Corosyncを利用し冗長化の構成を検討しており、 >> Oracleを冗長化しようと考えております。 >> 何点か質問させていただけますでしょうか。 >> ■環境 >> ・仮想サーバ x 2 >> ・Oracle 19c >> ・共有ストレージ(共有ディスク利用) >> ・仮想IP x 2(2セグメント) >> >> 1. ファイルオーバーの順番について >> ※詳しい情報がなかったので以下予想です。齟齬があればご指摘をお願いします。 >> ①待機系に仮想IPが移動 >> ②待機系でディスクのマウント >> ③待機系にOracleサービスが移動し起動 >> >> 2. フェイルオーバーまでのおおよその時間について >> 公式ページにはサービスによるが、数秒から数分と記載がありましたが、 >> Oracleの場合、どれぐらいでフェイルオーバが完了するか、情報があれば教えていただきたいです。 >> >> 3. 質問内容が少しズレてしまいますが、Pacemakerを利用した冗長化を仮想サーバで設計する上での注意点が >> あれば併せて教えていただきたいです。 >> >> >> >> お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願い致します。 >> >> _______________________________________________ >> Linux-ha-japan mailing list >> Linux****@lists***** >> https://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan >> > >_______________________________________________ >Linux-ha-japan mailing list >Linux****@lists***** >https://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linux-ha-japan =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 株式会社つうけんアドバンスシステムズ 第一事業部 技術第三部 荒木拓郎 Takuro ARAKI 〒108-0074 東京都港区高輪3丁目23番14号 (4F) TEL:03-5447-6616 FAX:03-5447-6617 E-Mail:t-ara****@tads***** =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=