[Linux-ha-jp] 動フェイルバックの無効化(再送)

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Motoharu Kubo mkubo****@3ware*****
2009年 12月 14日 (月) 22:41:02 JST


久保です。

>> <rsc_location id="rsc_location_group_1" rsc="ms-drbd0">
>>   <rule id="prefered_location_group_1" role="Master" score="100">
>>      <expression id="prefered_location_group_1_expr" attribute="#uname"
>> operation="eq" value="db1.localdomain"/>
>>   </rule>
>> </rsc_location>
> 
> 上記については正直、どなたかのBlogからのコピー&ペーストだったと思います。
> 意図したように動いていたので気にしていなかったのですが。。。
> DRBDに詳しい方がいらっしゃいましたら、どういう設定の意味なのか教えていただけるとありがたいです。

これはms-drbd0というMaster-Slaveリソースに関してのlocation制約の定義です
ね。これはこれで、とくに間違っていないようです。

  ホスト名がdb1.localdomainというノード上でms-drbd0リソースの状態が
  Master (DRBD用語ではprimary)になった場合にはスコアを100増加させる

という意味ですので、他の状態(db1上でms-drbd0がSlaveになった場合やdb2上で
ms-drbd0がMasterになった場合)にはスコアは増えません。したがって、上記の
状態が「相対的に」起こりやすいことになります。ただし、他にスコアを加算す
る要素もあるので、+infinityを指定した場合とは異なり、「絶対的」な制約条
件にはなりません。

「これはこれで」と書いたのは、DRBD関連リソースをlocation制約に記述するの
は、role=を追加しなければならず、ほんの少し面倒かな、と思うためです。

ms-drbd0がMasterになったノードで必ずfs0その他のリソース(あるいはこれらを
グループ化したgroup1が起動しなければならないという制約をrsc_colocationで
書いてありますので、

<rsc_location id="rsc_location_group_1" rsc="fs0">
  <rule id="prefered_location_group_1" score="100">
    <expression id="prefered_location_group_1_expr" attribute="#uname"
operation="eq" value="db1.localdomain"/>
  </rule>
</rsc_location>

と書いても意味上は等価だと思います。

# さっきのメールで書いたように、グループを指定する場合には、fs0の代わり
# にgroup1を指定しても大丈夫だと思います。

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