LHa for UNIXの最新ソース取得手順の表示カテゴリ(タグ)ツリーファイル情報
Subversionを使ったLHa for UNIXの最新ソース取得手順 これは、Subversion を利用して LHa for UNIX (autoconf版) の最新ソー スを取得する手順です。 # ところで、リポジトリが CVS だったときも同様ですが、ただ最新のソー # スを取るだけなら Subversion は不要です。 # # <http://svn.sourceforge.jp/cgi-bin/viewcvs.cgi/lha/trunk.tar.gz?root=lha&view=tar> # # から最新の tarball をダウンロードすることができます。しかし、定期的に # 最新ソースを取得する場合は Subversion を使ったほうが手間はかかりません。 【最新ソース取得手順】 注:以下、コマンド実行を、行頭「%」のプロンプトで示します。 まず、Subversion のバージョン確認です。 % svn --version svn, version 1.4.3 (r23084) compiled Apr 7 2007, 00:02:24 以降の記述は、この版での実行例を示しています。もし、svn コマ ンドが見つからない場合は、Subversion を別途インストールしてく ださい。 次に、初めて Subversion を使う場合は、 % svn help と実行してみてください。 usage: svn <subcommand> [options] [args] Subversion command-line client, version 1.4.3. Type 'svn help <subcommand>' for help on a specific subcommand. Type 'svn --version' to see the program version and RA modules or 'svn --version --quiet' to see just the version number. ...途中略... Subversion is a tool for version control. For additional information, see http://subversion.tigris.org/ つらつらと使い方が表示されます。また、このとき ~/.subversion とい うディレクトリができます。ここには、subversion のユーザ設定ファイ ルが作成されます。 この設定、慣れないうちはデフォルトのままでも良いと思いますが、Web に接続するのに Proxy を利用している方は以下の部分の設定が必須とな りますので、注意してください。 % vi ~/.subversion/servers ...途中略... [global] # http-proxy-exceptions = *.exception.com, www.internal-site.org # http-proxy-host = defaultproxy.whatever.com ★コメントを削除して修正 # http-proxy-port = 7000 ★コメントを削除して修正 困ったことに上記の設定をしても Proxy が WebDAV に対応していないと、 後述の checkout 実行時に svn: PROPFIND request failed on '/svnroot/lha/lha/trunk' svn: PROPFIND of '/svnroot/lha/lha/trunk': 400 Bad Request (http://svn.sourceforge.jp) などとエラーになります。この場合、Subversion でのソース取得はあき らめるしかないと思われます。 さて、ここからが本当にソースを取得する手順になります。直接 Web に 接続できる方、あるいは上記の設定が終わった方は以下を実行してくださ い。 % svn checkout http://svn.sourceforge.jp/svnroot/lha/lha/trunk lha これで、カレントディレクトリに lha ディレクトリとその配下に最新ソー スが展開されます。簡単ですね。 【コンパイル手順】 一応、コンパイルの手順も示します。(これは今までとなんら変わりあり ません。) # CVS から Subversion にリポジトリを移行した際に、lha-test12 # に直接書いていた CR コードがなくなってしまったようです。で # すので、この部分のテストだけ失敗します。そのうち直します。 とりあえず、取得したソースのあるディレクトリに移動します。 % cd lha configure スクリプト等は リポジトリに含まれていないので autoconf/automake が必要です。(以下で使用する aclocal や autoheader は、autoconf、automake 付属のコマンドです) o configure コマンドを作成 % aclocal % automake -a % autoheader % autoconf o Makefile, lha を作成&テスト&インストール % sh ./configure % make % make check % su % make install 【ソースの更新】 以降、私がソースを修正してその結果を sourceforge のリポジトリに反 映したとします。その最新ソースを取得するには、以下のコマンドを作業 ディレクトリ(lha ディレクトリ)の下で実行します。 % svn update |