[Kazehakase-devel 1085] Linuxマガジン、その他、雑談

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Shun Fukuzawa shfuk****@jcom*****
2004年 4月 11日 (日) 09:07:45 JST


ゆきちです。

みなさん、御存じでしょうが、Linuxマガジンの今月号に風博士について掲載さ
れていますね。RSSビューワ機能を備えたwebブラウザとして載っています。
taviaの方は、載っていませんでした。某氏にこのことを話したら、それはおか
しい、といわれました。

ついでながら、Unix Usersに掲載されている徳永拓之さんの日本語環境の記事
が、非常に充実していて、素晴らしいです。一読の価値ありです。

遅くなりましたが、LLマガジンに、きたさんの記事が掲載されていますね。きた
さんのお名前、こういう風に書くんですね。知りませんでした。

#ちなみに、昨日は、同じLマガジンに記事を書いている上鍵さんの結婚記念
パーティーに行ってました(笑)。披露宴では無いそうです。

ネット上をさまよっていたら、肉博士の痕跡が。
http://lab.lolipop.jp/appendix/img20040402204133.jpg
誰かが肉博士のインストールをしてそのスクリーンショットを掲載したようです。

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で、以下、完全な妄想です。自分で実装できる見込みなんてまるで無いまま述べ
ます。

今、ある意味ネット上での懸案事項となっているのが、おそらくはサーチエンジ
ンの検索結果のありかただと思うのです。もっとも良く使われているGoogleは膨
大な検索結果を返すようになりましたが、その分、ユーザーの意図した検索結果
を返すのはが、難しくなってしまいました。

例えば、「風博士」という単語について調べたいと思います。風博士と言う単語
から連想されるのは、大体以下の3つになると思われます。

1.坂口安吾の創作としての「風博士」
2.webブラウザとしての「風博士」
3.バンドとしての「風博士」(京都にあるようです。このまえ、東京でライブを
やったらしい)

で、日本の一般的な認知度からいえば、坂口安吾の小説としての「風博士」が一
番大きいと思います。ところが、今、Googleで検索してみると、ほぼ上位をブラ
ウザ関係が占め、安吾の小説としての「風博士」はほとんど出ません。これは、
明らかにおかしいと思っています。

これは、おそらく、ページランクの仕組に問題があるのだと思います。僕はこの
仕組に詳しくないですが、かりに各種ページどうしのリンクがその重みづけの基
礎にあるとしたら、いわゆるweblogや、tDiaryのようなリンク元機能やトラック
バックの機能によって相互にリンクを貼るシステムがこの結果に影響をあたえて
いるのだと思います。特に、コンピュータ関係者はこうしたシステムを使うこと
が多いし、また、何かあるたびにリンクをはるようにもなります。そうなると、
自然とコンピュータ関係の単語が上位にくるのだと考えられます。

じゃあ、これをどうやって克服したらよいのか。

今の結果を維持しつつ、かつ、ユーザーの指向にあった検索結果を返すには、ど
うしたらよいか。そのうちのひとつが、パーソナライズ検索だと思います。つま
り、ユーザーの性格によって検索結果をかえるのです。じゃあ、どうしたらよい
か。サーチエンジンからクッキーを食わせて、検索結果を保存、それをサーチエ
ンジンの方で解析してコントロールすればよいのです。ところが、これは、プラ
イバシーの問題もあり、容易に行えるものではありません。

そこで、ブラウザのほうが、ある種のデータマイニングの機能を持ったらどう
か、と思うのです。データマイニングといっても、僕はどういうものか、これも
よくわかっていません。でも、ユーザーの検索結果からそれがどういう単語と結
び付いて使われているのか、どういう内容のページ(メタタグなどの内容から)に
アクセスすることが多いのか、これを解析して、検索結果をコントロールできれ
ばよいと思うのです。

データマイニングソフトでは、オープンソースのものもありますね。
musashi
http://www.musashi-ug.info/
TAMS(Mac OS X のみ)
http://freshmeat.net/redir/tams/29762/url_homepage/tams.html

一部RSSビューワでは、既にユーザーの指向によって出力するRSSの順序を返すも
のもあります。

READ one
http://www.readone.net/
これは、web版もありますね。登録制で、あくまでビューワしか提供していませ
んが。

本来なら、GoogleAPIが本運用に載って、検索結果をこっちでコントールできる
状態にあるのが望ましいのですが、まだそこまで至ってないようです。

これが、どうやったら可能なのか、まったくわかっていません。ただ、こうした
形で、ユーザーの望む検索結果を返すのが、今、一番望まれているサーチの在り
方だと思うのです。



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