このページでは、KNOPPIX6.2 DVD版での使い方を説明します。 ある程度Linuxをご存じの方は役に立たないかもしれません。
作業の大まかな流れです。
では、順を追って説明します。
焼いたディスクをドライブに入れて起動します。
まずターミナルを起動し、rootになります。
ホームディレクトリに移動し、作業用ディレクトリworkを作ります。
tmpfs(RAMDISK)をworkにマウントします。
これで作業領域の確保は完了です。
まず、作った作業用ディレクトリに移動します。
svnを使ってimpをダウンロードします。最後に表示されるリビジョンは変化します。
最初にlibraw1394をダウンロードし、展開します。
展開したディレクトリに移動し、コンパイルします。
コンパイルでエラーが出なければ、インストールします。
workディレクトリに移動し、libiec61883をダウンロード・展開します。
展開したディレクトリに移動し、パッチを当てます。
コンパイルします。
コンパイルでエラーが出なければ、インストールします。
workディレクトリに移動し、libavc1394をダウンロード・展開します。
展開したディレクトリに移動し、コンパイルします。
コンパイルでエラーが出なければ、インストールします。
impのディレクトリに移動し、コンパイルします。
使いやすいように、impを/usr/binにコピーしておきます。
最後に、raw1394モジュールをロードしておかなければなりません。
impを使うための準備は以上で終了です。
再生できる動画はMPEG2-TSファイル(*.ts)です。 ファイルは次のように指定します。
imp ファイル名1.ts ファイル名2.ts ...TSファイルの場所はローカルディスクでも、ネットワーク上でもかまいません。 ここでは、2つ目のローカルディスクの第1パーティションにあるファイルを再生してみたいと思います。ファイルシステムはWindowsのNTFSでもOKです。読み込み専用でマウントするので、ファイルが壊れることは無いはずです。
1つ目のディスクならsdbがsdaになります。その後に続く数字はパーティションの番号です。再生したいファイルの名前をabc.tsと仮定すると、次のようにします。
この状態で、テレビとPCをIEEE1394ケーブルで接続してください。
うまくいくと、テレビ側でPCをD-VHSと認識します。
テレビで再生という操作をすると、動画が再生できます。今動くのは、再生、停止、一時停止、微妙な前方スキップ、次のファイル、前のファイルです。
プログラムを終了する場合は、Ctrl+Cを押してください。
以上でKNOPPIXを例にしたimpの簡単な使い方は終わりです。MPEG2-PSファイル(普通の*.mpg)を再生する方法もあるので、時間があればその説明も書こうと思います。
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更新日時: 2010-09-29 21:08:31, 更新者: tomoya
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