[Fswiki-dev] Re: 4.0 ここまでのま とめ

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Naoki Takezoe takez****@gmail*****
2005年 3月 28日 (月) 10:31:06 JST


竹添です。

On Sun, 27 Mar 2005 21:03:46 +0900, Hiroaki Sakuma <hiroa****@sakum*****> wrote:
> 佐久間です.
> 
> 
> > 「XML→PDF」という話題ですが、ここでいうXMLはどのようなXML文書でしょう
> > か?『「XML→PDF変換エンジン」が求める独自書式のXML』ということですと、現
> > 在使っているPDFJを代替品に入れ替えるという以上の意味は見出せず、汎用的と
> > はいえないと思います。
> 
> 独自書式のXMLというのが,まずXMLの概念としておかしいと思うのですが,XMLとい
> うのはそれ自体が規格であり,XMLで書く,というのはHTMLで書く,と同じレイヤー
> の話です.

いしださんが仰っているのは独自スキーマということですよね。

> 例えば,XML + XSLT -> XHTMLという生成は,XMLというデータを,XSLTというスキー
> マにより,XHTMLを生成する仕組みですが,同様にXMLというデータから,PDFを生成
> するスキーマを書くだけなので,将来的な拡張はスキーマのメンテで済みます.
> XMLというのは,まさにこういう用途のために提案されている規格であり,速度面で
> 難がありますが,データの汎用性という意味では現在選択できる最も現実的な解だと
> 思います.
> 
> Wikiテキストのままであるデメリットは汎用性を考えていない点で,Wiki文法から他
> の形式へのコンバートは常に専用のエンジンが必要で,Wikiのデータを活用する限り,
> メンテし続ける必要があります.

Wikiテキストの場合も、FSWikiではパーサの抽象クラスを提供していますから、
FSWikiの中に限って考えるのであれば、XSLTなりDOMを使って整形するのと
それほど差はないと思います(むしろXMLから変換するほうが面倒かも)。

ただ、外部ツール(特に別の言語で実装する場合)を考えた場合は、例え独自スキ
ーマであってもXMLのほうが有利なのは確かでしょう。

> > これがXHTML(1.1あるいは1.0 strict)ということでしたら、大いに賛成です。
> > XHTMLは十分XMLですからね。ただし、ルーズなマークアップではいけないので、
> > 妥当性を確保できる仕組みは必要でしょう。
> > そこでの最大のポイントはプラグインにあるかと思います。プラグインが作る
> > HTML(の断片)をそのまま受け入れる現在の仕様は、セキュリティ面でも脆弱性
> > を産む温床になりえるなど、改変する意義は大きいと思います。
> 
> XML -> XHTMLは可能ですが,XHTML自体は汎用性が無いので,XMLと同等に扱うには障
> 害が多いです.
> もちろん,XHTML自体がXMLですから,"FSWikiのXMLデータ=XHTML"という形を取り,
> XHTML -> PDFといった処理も可能でしょうが,XHTMLの規格が変わった場合,追従し
> ていく必要が残ります.

実際やるとしたらXHTMLのサブセットという感じになるのではないでしょうか。

生HTMLを受け取らないというのはちょっとイメージわからないですね。
Wikiの記法でフォームとかも生成できるようになるということでしょうか。

ただ、HTMLを受け取らないようにしても、Wiki形式のプラグインやその他のプラグ
インでもいくらでもセキュリティホールになり得るわけで、あまり意味がないような気も
しますけど…なんか勘違いしてます…?

あと、複数行プラグインについてですが、いしださんのリージョンというは言葉的にも
概念的にもちょっとわかりにくいんじゃないかなぁと思います。

-- 
Naoki Takezoe <takez****@gmail*****>



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