4tH はForthのコンパイラです。ただし若干の相違点があります。まず、標準のForthエンジンとは違って一般的なコンパイラ型の処理系です。また4tHは、バイトコード、Cプログラムに埋め込み可能なバイトコード、スタンドアロンの実行ファイルを生成可能な大変小さなコンパイラであるだけでなく、スクリプト言語としても動作可能です。ANS Forth標準のCOREワードセットの95%をサポートしていて、条件コンパイル、パイプ、ファイル、アサーション(表明)、フォワード宣言、列挙、構造体、実行の中断、再帰、インクルードファイルなどの特徴があります。このシステムには、RPN(逆ポーランド記法)計算機、行エディタ、プリプロセッサ、コンパイラ、逆コンパイラ、Cソースジェネレータ、仮想マシン、およびマルチタスキング環境が付属しています。