FreeWnnの新たなアルファ版である1.1.1-a023をリリースします。
実際には先週リリースしているのに(しかも失敗している…アップ
ロードしなおしました)、告知が遅れてすみません。
基本的には前回と同様に現時点のスナップショットとしての性格
が強いものになりました。
主な変更点:
- 新たな開発者・Mitsutoshi NAKANO 氏による、それまで
OpenSUSE向けパッケージで管理されていた変更点の導入。
明示的な関数プロトタイプ宣言や型キャストを追加し、特に64bit
環境での意図しない動作が軽減された。
- 上記に伴い、jl_dic_create()内で使用される定数WNN_CREATE
/ WNN_NO_CREATEの定義が若干変更された。クライアント側への
影響はないと思われるが、問題があればご報告いただきたい。
- SIGTERMほかを受け取ったjserverの終了時の戻り値が変更された。
(文書化されていないためソース参照。予測可能な範囲の値に修正されている。)
- pubdic+の生成で並列構築(ex. make -jXX)に支障がある部分を
解消した。
よろしければ、お試しいただきますようお願いします。