リリースはありません
英語 | 日本語 | メモ |
defer | 保留する / 遅延させる | キューに入れて次回の送信まで待つ |
「メッセージを送る」の意味を持つ英単語
英語 | 日本語 | メモ |
deliver | 配信する | |
transfer | 転送する | message transfer (MT) で「メッセージ転送」 |
transmit | 転送する | transmittal で「転送処理」 |
transport | 配送する | JIS X 0032には対応語なし |
submit | 送信する | 「送出する」でも良いかもしれない |
「メール」に相当する英単語
英語 | 日本語 | メモ |
(e-)mail | (電子)メール | 概念としての電子メール全体を指す。(=> 一通一通の手紙に相当するものは message) |
message | メッセージ | mail 参照 |
mail message | メッセージ | 電子メールのメッセージ |
arrival | 到着、着信 |
blank line | 空白行 |
body | 本文、ボディ |
bounce | 宛先不明で戻る / バウンスする |
bounce message | 宛先不明通知 / バウンスメッセージ |
defer | 保留する |
delivery failure | 配送不能 |
document | 文書 |
documentation | 資料 (document より規模が大きい) |
facility | 機能 |
header | ヘッダ (<=> heading(見出し)とは違う) |
incoming | 受信の (<=> outgoing) |
local delivery | ローカル配送 |
NDR / Non Delivery Report | 配達不能通知 |
remote delivery | リモート配送 |
sender | 送信者 |
以下は JIS X 0032 をまとめたものから作成。
英語 | 日本語 | 日本語(JIS) | 定義(JIS) | 備考(JIS) | JIS分類 | JIS出典 |
access management service | アクセス管理サービス | アクセス管理サービス | 利用者エージェント及びメッセージ転送エージェントがたがいにアクセスでき, 関連した情報を管理するサービス。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.14 |
access unit (AU) | アクセス装置 | アクセス装置 | メッセージ転送システムをその他の通信システムへ結合する機能単位の一つ。これによって, その利用者はその他のメッセージ通信処理システムに間接的にアクセスする。 | | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.08 |
actual recipient | 実受信者 | 実受信者 | 配信又は確認が行われる潜在受信者。 | 【備考】配信又は確認の事象において潜在受信者から実受信者へ状態が変化する。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.04 |
administration domain name | 主管庁領域名 | 主管庁領域名 | 国に関連した主管庁管理領域を識別する属性の一つ。 | | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.13 |
administration management domain (ADMD) | 主管庁管理領域 | 主管庁管理領域 | 国家の電気通信監督官庁によって認定された電気通信運営者が管理する管理領域。 | 【備考】電気通信運営者は, 一般に公的サービスを提供する。 | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.13 |
affirmation | 確認 | 確認 | メッセージ転送システムが打診に記述されているすべてのメッセージを対象受信者に配信できることを, メッセージ転送エージェントが決定する転送処理事象。 | 【備考】この場合, メッセージ転送エージェントは, 配信の報告を作成してよい。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.26 |
alias | エイリアス | 別名 | O/R名又は, O/Rディレクトリの代役となるもの。 | 【備考】別名はディレクトリで使用してよい。 | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.15 |
alternate recipient | 代行受信者 | 代行受信者 | メッセージ又は打診を特定の優先受信者に運ぶことができない場合にあて先となる潜在受信者。 | 【備考】代行受信者は, 発信者又は潜在受信者が指定することができる。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.07 |
attribute | 属性 (注意: property(特性)と混同しやすい) | 属性 | 利用者又は配布先表を記述するデータ項目の一つ。これは, 利用者又は表のメッセージ通信処理システムにおける物理的又は組織的な構造に関連した位置を示すために使用する。 | 【例】 名前, アドレス | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.05 |
auto-forward | 自動転送 | 自動転送 | あらかじめ指定された新たな指定受信者に, 受信したメッセージを転送する自動的な動作。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.05 |
auto-reply | 自動返信 | 自動返信 | 受信メッセージへ返答するメッセージの自動作成及びその受信メッセージの発信者を指定受信者とする自動割り当て。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.03 |
blind copy recipient | bcc受信者 | 秘密受信者 | 同一メッセージの他の受信者に正体を明かさない受信者。 | 【備考】1.省略語 "bcc" は, 秘密受信者を示すのに使われ "blind carbon copy" から由来する。 2.この用語は, JIS X 0027:1995の27.01.15を修正したものである。 | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.05 |
body | ボディ(または本文) | 本体 | メッセージの種別によっては, 内容の一部であって, 発信者が明示的に意思を伝えるもの。 | 【備考】本体は, 一つ以上の部分から構成してもよい。 | 情報オブジェクト | JIS 32.03.04 |
common name | 一般名 | 一般名 | 他の属性で示される実態と関係がある利用者又は配布先表を識別するための, O/Rアドレスの属性。 | 【例】 組織における肩書又は地位。たとえば, ポストマスタ, 管理者又はマーケティング担当取締役。 【備考】一般名又は個人名は, O/Rアドレスに必要なものである。 | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.06 |
content | 内容(またはコンテンツ) | 内容 | メッセージの一部であって, メッセージの転送中に変換の場合を除いて, メッセージ転送システムから検査及び修正を受けないもの。 | 【備考】メッセージの種別によっては, 内容は, 見出し及び本体から構成される。 | 情報オブジェクト | JIS 32.03.02 |
content type | コンテンツ種別 (注意: ヘッダ中のContent-Type:など。Googleで見たところ「コンテンツ種別」としているサイトが多い) | 内容種別 | 封筒の一部であって, 内容全体の構文規則及び意味形式を識別するもの。 | 【例】単純テキスト, ASN.1及びSGML | 情報オブジェクト | JIS 32.03.08 |
copy recipient | cc受信者 | 写し受信者, 二次受信者 | メッセージの正受信者ではないが, メッセージの内容が通知される受信者。 | 【備考】1.省略語 "cc" は, 写し受信者を示すのに使われ, "carbon copy" から由来する。 2.この用語は, JIS X 0027:1995の27.01.16を修正したものである。 | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.04 |
country name | 国名 | 国名 | 国を識別するための標準的な属性。 | 【備考】国名は, JIS X 0304に従い, 一般に国を表す2文字を用いる。 | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.10 |
deferred delivery service | 日時指定配信サービス | 日時指定配信サービス | 送信したメッセージが特定の日時に配信されるように発信者の利用者エージェントが要求できるサービス。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.06 |
delivery | 配信 | 配信 | メッセージ転送エージェントが潜在受信者のメッセージ蓄積又は利用者エージェントにメッセージ又は報告を伝達する転送処理段階。 | 【備考】配信は, 利用者による受信が行われたことを意味しない。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.16 |
delivery notification service | 配信通知サービス | 配信通知サービス | 送信したメッセージが受信者の利用者エージェント又はアクセス装置に配信できた場合に明示的に通知されることを発信者の利用者エージェントが要求できるサービス。 | 【備考】1.配信は, 利用者による受信を含まない。 2.複数受信者メッセージの場合, このサービスは受信者ごとに要求できる。 | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.07 |
direct submission | 直接送信 | 直接送信 | 利用者エージェント又はメッセージ蓄積がいかなる機能単位も介することなくメッセージ転送エージェントにメッセージ又は打診を直接伝達する送信。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.14 |
direct user | 直接利用者 | 直接利用者 | メッセージ通信処理システムを直接利用することによって, メッセージ通信処理に従事する利用者。 | | 一般概念 | JIS 32.01.09 |
directory | ディレクトリ | ディレクトリ | 計算機ネットワーク上であて先となりえる利用者又はサービスの体系的な一覧表。 | | 一般概念 | JIS 32.01.11 |
directory information base | ディレクトリ情報基盤 | ディレクトリ情報基盤 | ディレクトリシステムによって管理される一連の情報。 | | ディレクトリシステム | JIS 32.09.05 |
directory information tree | ディレクトリ情報木構造 | ディレクトリ情報木構造 | ディレクトリ名によってオブジェクトを明白に示すために, ディレクトリシステムで使われる木構造。 | 【備考】この木構造は, 特定のエントリに導かれるノードから名前を構成することによって, ディレクトリ名に写像される。 | ディレクトリシステム | JIS 32.09.07 |
directory management domain (DMD) | ディレクトリ管理ドメイン | ディレクトリ管理ドメイン | 一つの権限によって管理される一つ以上のディレクトリシステムエージェントの集まり。いくつかのディレクトリ利用者エージェントが含まれる場合がある。 | | ディレクトリシステム | JIS 32.09.08 |
directory name | ディレクトリ名 | ディレクトリ名 | ディレクトリシステムの規則に従って系統だてられた特定のオブジェクトの識別子。 | 【備考】ディレクトリ名は, 明白でなければならない(つまりひとつだけのオブジェクトを示す)。しかし, ディレクトリ名は, 唯一のものである必要はない(すなわち, オブジェクトを明白に示す唯一の名前である必要は…ない)。 | ディレクトリシステム | JIS 32.09.06 |
directory system | ディレクトリシステム | ディレクトリシステム | 協力してディレクトリサービスを提供する開放型システムの集まり。 | | ディレクトリシステム | JIS 32.09.01 |
directory system agent (DSA) | ディレクトリシステムエージェント | ディレクトリシステムエージェント | ディレクトリ情報基盤に含まれる情報へのアクセスを提供するディレクトリシステムの機能単位。 | | ディレクトリシステム | JIS 32.09.04 |
directory user | ディレクトリ利用者 | ディレクトリ利用者 | ディレクトリシステムにアクセスする個人又は機能単位。 | | ディレクトリシステム | JIS 32.09.02 |
directory user agent (DUA) | ディレクトリユーザエージェント | ディレクトリ利用者エージェント | ディレクトリ利用者がディレクトリシステムと相互作用するために利用する機能単位。 | | ディレクトリシステム | JIS 32.09.03 |
disclosure of other recipients service | 他受信者名表示サービス | 他受信者名表示サービス | 複数受信者メッセージを送信する場合に, その他の全受信者のO/R名を各受信者の利用者エージェントに通知することをメッセージの配信にあたって, 発信者の利用者エージェントがメッセージ転送システムに指示できるサービス。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.09 |
distribution list (DL) | 配布先リスト | 配布先リスト | あらかじめ定義された利用者グループ及びその他の配布先リストを表現する抽象概念。これは, メッセージ通信処理システムが運ぶ情報オブジェクトの潜在的着信先となる。 | 【備考】 1. 配布先リストの構成要素は, 利用者又はその他の配布先リストのいずれか一方を特定するO/R名を含むことができる。 2. この用語は, JIS X 0027:1995の27.01.08を修正したものである。 | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.06 |
electronic mail, e-mail | 電子メール | 電子メール, Eメール | 計算機ネットワークを介した利用者端末相互間の通信。 | 【備考】1. 英語でのつづりは他に E mail, E-mail, Email 及び email がある。 2. この用語は, JIS X 0001:1994の01.06.07及びJIS X 0027:1995の27.02.01を修正したものである。 | 一般概念 | JIS 32.01.01 |
emoticon, smiley | 顔文字 | 顔文字 | メッセージの発信者の気分を表現するために使用される, 合成した記号 | 【例】 :) は, 楽しい気分を表す (日本では(^_^)となる)。 【例】 :(は, 悲しい気分を表す (日本では(;_;)又は(T_T)となる)。 | その他 | JIS 32.10.05 |
encoded information type (EIT) | 符号化情報種別 | 符号化情報種別 | 封筒の一部であって, 内容の個々の部分について, 符号化情報の種別を識別するもの。 | 【例】MIME(Multipurpose Internet Mail Extender)及びASN.1 | 情報オブジェクト | JIS 32.03.07 |
envelope | エンベロープ | 封筒 | メッセージの一部であって, メッセージの発信者及び潜在受信者を識別するもの。そのメッセージの転送履歴を記録し, メッセージ転送システムによって次に行われる伝送の方向を決定し, 内容を特徴づける。 | 【備考】1.封筒の構成は, 一つの転送段階から他の転送段階で変更されてもよい。 2.この用語は, JIS X 0027:1995の27.01.11を修正したものである。 | 情報オブジェクト | JIS 32.03.01 |
reply | 返信する | 返信する | 受信めせーじの発信者を指定受信者として割り当てて, その受信メッセージへ返答するメッセージを作成する。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.02 |
expiration date indication service, expiry date indication service | 失効日付表示サービス | 失効日付表示サービス | 個人間メッセージを無効にする日時を発信者が受信者に表示可能にするサービス。 | | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.08 |
export | 送出 | 送出 | 外部yの通信システムに伝達するためにメッセージ転送エージェントが情報オブジェクトをアクセス装置に伝達する転送処理段階。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.21 |
forward | 転送する | 転送する | 受信メッセージへ新たに指定受信者を割り当てたメッセージを作成する。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.04 |
heading, header | 見出し, ヘッダ | 見出し, ヘッダ | メッセージの種別によっては, 内容の一部であって, 利用者エージェントの処理に役立つ情報を含むもの。 | 【備考】この情報には, メッセージの主題, 以前のメッセージへの参照及び重要度などがある。 | 情報オブジェクト | JIS 32.03.03 |
hold-for-delivery service | 配信保留サービス | 配信保留サービス | 配信のために後の時間までメッセージ転送システムがメッセージ及び報告を保留するように受信者の利用者エージェントが要求できるサービス。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.10 |
immediate recipient | 対象受信者 | 対象受信者 | メッセージ又は打診の特定のインスタンスに割り当てられた潜在受信者。 | 【備考】特定のインスタンスは発信によって作り出されたり, 分配又は配布先表展開によって作り出されることもある。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.06 |
import | 受入 | 受入 | メッセージ転送システムにおいて, アクセス装置が外部の通信システムからメッセージ転送エージェントに情報オブジェクトを伝達する転送処理段階。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.20 |
indirect submission | 間接送信 | 間接送信 | 利用者エージェントがメッセージ蓄積を経由してメッセージ転送エージェントにメッセージ又は打診を伝達する送信。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.15 |
indirect user | 間接利用者 | 間接利用者 | メッセージ通信処理システムに接続したその他の通信システムを介してメッセージ通信処理に従事する利用者。 | 【備考】その他の通信システムは, 郵便システム又はテレックスでもよい | 一般概念 | JIS 32.01.10 |
information object | 情報オブジェクト | 情報オブジェクト | 情報の実態を表現するデータの集合体。 | 【例】 メッセージ, 打診, 報告 【備考】 情報は, 純粋なテキストによって表現してもよいし, 音声又は画像を含んでもよい。 | 一般概念 | JIS 32.01.02 |
intended recipient | 指定受信者 | 指定受信者 | メッセージ又は打診のあて先として発信者が指定した潜在受信者。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.05 |
interpersonal message (IPM) | 個人間メッセージ | 個人間メッセージ | 個人間メッセージ通信におけるメッセージ。 | | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.01 |
interpersonal messaging | 個人間メッセージ通信 | 個人間メッセージ通信 | 個人相互間の通常の仕事又は私的な通信のために仕立てられたメッセージ通信処理の形態。 | | 一般概念 | JIS 32.01.12 |
interpersonal messaging system (IPMS) | 個人間メッセージ通信システム | 個人間メッセージ通信システム | 個人間メッセージ通信を行うメッセージ通信処理システム。L | | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.02 |
interpersonal notification (IPN) | 個人間通知 | 個人間通知 | 宛先の受信者にメッセージが受信されたかどうかを個人間メッセージの発信者に知らせる情報。 | | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.10 |
interpesonal messaging service | 個人間メッセージ通信サービス | 個人間メッセージ通信サービス | 個人間メッセージ通信システムによって提供されるサービス。 | | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.06 |
joining | 合成 | 合成 | メッセージ転送エージェントが同じメッセージ又は打診についての複数のインスタンス又は報告を結合する転送処理事象。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.23 |
mail exploder, mail broadcaster | メールエクスプローダ, メール放送者 | メールエクスプローダ, メール放送者 | 要求されるメッセージの複写及び複写結果の配布先リストによって指定される様々な受信者への発送を行う機能単位。 | | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.07 |
mail gateway, gateway | メールゲートウェイ, ゲートウェイ | メールゲートウェイ, ゲートウェイ | 二つ以上の異種のメッセージ通信処理システムの接続及びそれら相互間でのメッセージの転送をおこなう機能単位。 | | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.11 |
mailbox, electronic mailbox | メールボックス, 電子メールボックス | メールボックス, 電子メールボックス | 特定の利用者のために蓄積したメッセージを収容する機能単位。 | 【備考】メールボックスは, 受信, 発信又はその両方のメールを保持できる。 2. この用語は, JIS X 0027:1995の27.02.03を修正したものである。 | 一般概念 | JIS 32.01.07 |
management domain (MD) | 管理領域 | 管理領域 | メッセージ転送エージェントを一つ以上含むメッセージ通信システムの集合体。これは, 単一組織によって管理される。 | 【備考】1.管理領域は, 地理的な範囲と一致してもよい。 2.管理組織は, メッセージ通信システムのこの集合体において, アドレス設定の主管庁に特に責任を負っている。 | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.12 |
management domain name | 管理領域名 | 管理領域名 | 管理領域の識別子。 | | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.12 |
member recipient | メンバ受信者 | メンバ受信者 | 配布先表展開の結果としてメッセージが運ばれる潜在受信者。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.08 |
message | メッセージ | メッセージ | 利用者エージェント相互間で転送される情報オブジェクト。 | 【備考】 1.メッセージは, 一般に内容及び封筒から構成される。 2. この用語は, JIS X 0027:1995の27.01.13を修正したものである。 | 一般概念 | JIS 32.01.03 |
message handling | メッセージ通信処理 | メッセージ通信処理 | メッセージ転送及びメッセージ蓄積の本質的に関連するサブタスクを統合する分散情報処理タスク。 | | 一般概念 | JIS 32.01.06 |
message handling environment | メッセージ通信処理環境 | メッセージ通信処理環境 | メッセージ通信処理システム, 利用者及び配布先リストを包含する環境。 | | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.02 |
message handling service | メッセージ通信処理サービス | メッセージ通信処理サービス | メッセージ通信処理システムによって提供されるサービス。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.01 |
message handling system (MHS) | メッセージ通信処理システム | メッセージ通信処理システム | ある通信者からその他の通信者へメッセージを運ぶことができる機能単位の体系化された集合体。 | | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.01 |
message identification service | メッセージ識別サービス | メッセージ識別サービス | システムによって発信された又は配信されたメッセージ又は打診に対して, メッセージ転送システムがユニークな識別子を利用者エージェントに付与できるサービス。 | 【例】タイムスタンプ | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.13 |
message storage | メッセージ蓄積 | メッセージ蓄積 | メッセージ通信処理システムにおいて, 後で利用するためのメッセージの自動記憶。 | | 一般概念 | JIS 32.01.05 |
message store (MS) | メッセージ保管 | メッセージ保管 | 一つの直接利用者にメッセージ蓄積能力を提供する機能単位。 | | メッセージ蓄積 | JIS 32.07.01 |
message transfer (MT) | メッセージ転送 | メッセージ転送 | 計算機ネットワークを利用してメッセージを運ぶこと。 | | 一般概念 | JIS 32.01.04 |
message transfer agent (MTA) | メッセージ転送エージェント | メッセージ転送エージェント | 配布先リストによって特定される利用者又は利用者グループにメッセージを運ぶメッセージ転送システムの機能単位。 | | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.10 |
message transfer system (MTS) | メッセージ転送システム | メッセージ転送システム | 一つ以上のメッセージ転送エージェントから構成される機能単位。利用者エージェント, メッセージ蓄積及びアクセス装置の間で蓄積回送形のメッセージ転送を提供する。 | | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.09 |
messaging subsystem | メッセージ通信サブシステム | メッセージ通信サブシステム | 機能的に重要なメッセージ通信処理システムの一部。 | 【例】 利用者エージェント, メールエクスプローダ | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.04 |
messaging system | メッセージ通信システム | メッセージ通信システム | メッセージ通信処理システムを実装するときに使用するデータ処理システム。 | | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.03 |
name resolution | 名前解析 | 名前解析 | 必要であれば, O/RアドレスをO/R名に付加する転送処理事象。 | | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.04 |
naming authority | 命名機関 | 命名機関 | 名前の割振りに対し責任を負う機関。 | 【備考】命名は, 一般的には階層的である。名前を割り当てる権限は, あるレベルの一部に限定される。 | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.01 |
non-affirmation | 不達確認 | 不達確認 | メッセージ転送システムが打診に記述されているメッセージをいずれかの対象受信者に配信できないことを, メッセージ転送エージェントが決定する転送処理事象。 | 【備考】この場合, メッセージ転送エージェントは, 配信不能の報告を作成してよい。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.27 |
nondelivery | 配信不能 | 配信不能 | メッセージ転送エージェントが対象受信者にメッセージを配信することができなかったり又はメッセージ若しくは打診の発信者に報告を配信することができないことを決定する転送処理事象。 | 【備考】メッセージの場合, メッセージ転送エージェントは, 配信不能報告を作成する。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.25 |
nondelivery notification service | 配信不能通知サービス | 配信不能通知サービス | 送信したメッセージが受信者の利用者エージェント又はアクセス装置に配信されなかった場合に通知されることを発信者の利用者エージェントが要求できるサービス。 | 【備考】1.メッセージが配信されない理由は, 通知の一部に含まれる。 2.複数受信者メッセージの場合, この通知には, いずれか又はすべての受信者にメッセージが配信されなかったことを含む。 | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.08 |
nonreceipt notification | 受信不能通知 | 受信不能通知 | 発信者に個人間メッセージの受信の失敗又は受信の遅延を報告する個人間通知。 | | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.12 |
O/R address, originator/recipient address | O/Rアドレス, 発信者アドレス・受信者アドレス | O/Rアドレス, 発信者アドレス・受信者アドレス | 属性の一つ。これは, ある利用者又は配布先表をその他の物と識別し, 利用者のメッセージ通信処理システム又は配布先表の所在地へアクセスする点を定義する。 | | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.03 |
O/R name, originator/recipient name | O/R名, 発信者名・受信者名 | O/R名, 発信者名・受信者名 | 識別子の一つ。これによって, 利用者が発信者と呼ばれたり, 利用者又は配布先表がメッセージ又は打診の潜在受信者と呼ばれる。 | 【備考】O/R名は, ディレクトリ名, O/Rアドレス又はその両方で構成する。 | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.02 |
obsoleting indication service | 差替え表示サービス | 差替え表示サービス | 以前に送信した一つ以上のメッセージが差し替えられたことを発信者が受信者に表示可能にするサービス。 | | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.09 |
organization name | 組織名 | 組織名 | O/Rアドレスの属性であり, メッセージを送信及び受信するための組織に独自な名称。 | | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.08 |
organizational unit name | 部門名 | 部門名 | O/Rアドレスの属性であり, メッセージを送信及び受信するための組織における部門に独自な名称。 | | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.09 |
origination | 発信 | 発信 | 直接利用者がメッセージ若しくは打診をその利用者エージェントに伝達する最初の転送処理段階。又は間接利用者がそれにサービスを提供する通信システムにメッセージ若しくは打診を伝達する最初の転送処理段階。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.12 |
originator | 発信者 | 発信者 | メッセージ又は打診の発生元である利用者。 | 【備考】1.送信者は, 一般にメッセージの作成又は打診を行う。 2. この用語は, JIS X 0027:1995の27.01.09を修正したものである。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.01 |
personal name | 個人名 | 個人名 | O/Rアドレスの属性であって, 組織名などのその他の属性で示される実態と関係がある個人に独自な名称。 | 【備考】1.個人名の構成要素は, 例えば, 次のものがある。 -姓 -名 -イニシャル 2.O/Rアドレスとして一般名又は個人名が必要である。 | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.07 |
physical delivery (PD) | 物理的配信 | 物理的配信 | 物理的な経常でのメッセージの配信。 | 【備考】物理的な形状は, 手紙でもよい。 | その他 | JIS 32.10.01 |
physical delivery access unit (PDAU) | 物理的配信アクセス装置 | 物理的配信アクセス装置 | 物理的配信のためのアクセス装置。 | 【例】 プリンタ | その他 | JIS 32.10.03 |
physical delivery system (PDS) | 物理的配信システム | 物理的配信システム | 物理的配信を実行するシステム。 | 【例】 郵便システム | その他 | JIS 32.10.02 |
potential recipient | 潜在受信者 | 潜在受信者 | メッセージ又は打診のあて先となることができる利用者又は配布先表。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.03 |
primary recipient | 正受信者 | 正受信者 | 主にメッセージの宛先となる受信者。 | | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.03 |
private domain name | 私設領域名 | 私設領域名 | 国又は主管庁管理領域に関連した施設管理領域を識別する属性の一つ。 | | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.14 |
private management domain (PRMD) | 私設管理領域 | 私設管理領域 | 国家の電気通信監督官庁によって認定された電気通信運営者ではないその他の組織が管理する管理領域。 | | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.14 |
probe | 打診 | 打診 | メッセージ転送によって伝送される情報オブジェクトであって, メッセージの配信可能性を決定することに使用するもの。 | 【備考】1. 打診の封筒に含まれる属性は, 配信可能性を決定するメッセージの種類を示す。 2. 打診は, 配布先リストによって拡張しなくてもよい。 | 情報オブジェクト | JIS 32.03.09 |
proof of delivery service | 配信証明サービス | 配信証明サービス | メッセージが既に指定受信者に配信された証明をメッセージの発信者が得ることができるサービス。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.12 |
proof of submission service | 送信証明サービス | 送信証明サービス | 指定受信者に配信するためにメッセージが送信された証明をメッセージ転送システムからメッセージの発信者が得ることを許可するサービス。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.11 |
receipt | 受信 | 受信 | 利用者エージェントが直接利用者にメッセージ若しくは報告を伝達する転送処理段階。又は別の通信システムが間接利用者に伝達する転送処理段階。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.19 |
receipt notification | 受信通知 | 受信通知 | 発信者に個人間メッセージの受信成功を報告する個人間通知。 | 【備考】受信成功には, 個人間メッセージの予測される将来の受信を含む場合がある。 | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.11 |
recipient | 受信者 | 受信者 | メッセージを受信するか, 又はメッセージのあて先である利用者又は配布先表。 | 【備考】この用語は, JIS X 0027:1995の27.01.10を修正したものである。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.02 |
redirection | あて先変更 | あて先変更 | メッセージ転送エージェントがメッセージの対象受信者である利用者又は配布先リストを代行受信者に変更する転送処理事象。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.24 |
referral | 照会 | 照会 | ディレクトリシステムへの要求が解決されない場合に, ディレクトリシステムエージェントからディレクトリ利用者エージェント又は別のディレクトリシステムエージェントに別のアクセスポイント又はディレクトリシステムエージェントを利用するように勧める提案。 | 【備考】照会の理由としては, 要求によって影響される情報が論理上あまりに遠すぎることが考えられる。 | ディレクトリシステム | JIS 32.09.09 |
report | 報告 | 報告 | メッセージ転送システムによって生成される情報オブジェクトであって, メッセージ又は打診の転送処理に関する結果又は経過を示す。 | 【備考】報告は, メッセージ又は打診の配信若しくは配信不能を示してもよい。 | 情報オブジェクト | JIS 32.03.10 |
retrieval | 検索 | 検索 | メッセージ又は報告が利用者のメッセージ蓄積から引き出されて, 利用者の利用者エージェントに伝達される転送処理段階。 | 【備考】この利用者は実受信者である。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.18 |
sanonymous remailer | 匿名再発信者 | 匿名再発信者 | メッセージの発信者が, 最終の受信者から本名を隠すことを認める機能単位。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.16 |
secure access management service | 機密保護アクセス管理サービス | 機密保護アクセス管理サービス | 不正使用に対するメッセージ通信処理システムの資源に保護を提供するサービス。 | | メッセージ通信処理サービス | JIS 32.06.15 |
signature | 署名 | 署名 | 本体の最後尾にあって, 個人を特定するために発信者によって記述される一連のテキスト。 | 【備考】1.署名は, 一般に名前, 住所を含むが, さらに電話番号, ファックス番号を含むこともある。 2.署名は, 電子署名又はその他のメッセージ認証データを含んでもよい。 | 情報オブジェクト | JIS 32.03.06 |
splitting | 分配 | 分配 | メッセージ又は打診を複写する転送処理事象。これは, 転送処理段階において, メッセージ転送エージェントがインスタンスを対象受信者に様々の方法で伝達するために行う。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.22 |
stored message alert service | 保管メッセージ通知サービス | 保管メッセージ通知サービス | メッセージ保管に着信したメッセージが登録された基準を満たすごとに利用者に通知するサービス。 | | メッセージ蓄積 | JIS 32.07.02 |
stored message listing service | 保管メッセージ一覧サービス | 保管メッセージ一覧サービス | 受信者の利用者エージェントにメッセージ保管で保管されているメッセージについての情報一覧を供給するサービス。 | 【備考】情報は, メッセージ保管によって追加された各メッセージ及びその他の情報から選択された属性からなる。 | メッセージ蓄積 | JIS 32.07.03 |
stored message summary service | 保管メッセージ要約サービス | 保管メッセージ要約サービス | 受信者の利用者エージェントにメッセージ保管に保管されているメッセージの一つ以上の属性に基づいて指定された基準を満たすメッセージの数を数えることを供給するサービス。 | | メッセージ蓄積 | JIS 32.07.04 |
subject | 件名 | 主題 | 見出しの一部であって, メッセージの内容を要約したもの。発信者が指定する。 | | 情報オブジェクト | JIS 32.03.05 |
submission | 送信 | 送信 | メッセージ転送エージェントがメッセージ, 打診又は報告を別のメッセージ転送エージェントに伝達する転送処理段階。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.13 |
thread | スレッド | スレッド | 密接に関連した情報を含み, かつ他のメッセージから容易に分離できる一連のメッセージ。 | | その他 | JIS 32.10.04 |
top-level domain name | 最上位領域名, 最上位ドメイン名 | 最上位領域名, 最上位ドメイン名 | O/Rアドレスの属性であり, メッセージ通信処理システムの地理的又は組織的構造における最上位の改装レベル。 | 【備考】X.400において, 最上位領域名は国名である。インターネットにおいては, 最上位領域名は, 国名又はcom, edu, gov, mil, net, orgなどの英語の短縮形を用いる。 | メッセージ通信処理における命名及びアドレス付与 | JIS 32.05.11 |
transfer | 転送 | 転送 | メッセージ転送エージェントがメッセージ, 打診又は報告を別のメッセージ転送エージェントに伝達する転送処理段階。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.17 |
transmittal | 転送処理 | 転送処理 | 発信元から潜在受信者への情報オブジェクトの伝達又は伝達の試行。 | 【備考】転送処理は, 転送処理段階及び転送処理事象の繰り返しである。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.09 |
transmittal event | 転送処理事象 | 転送処理事象 | メッセージ転送システムにおいて, メッセージの転送処理の途中で発生する事象。 | 【備考】転送処理事象は, 配信不能のように利用者に見えるものもあれば, 分配のような見えないものもある。 | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.11 |
transmittal step | 転送処理段階 | 転送処理段階 | メッセージ通信処理環境において, ある機能単位から別の機能単位へ情報オブジェクトを運ぶ過程。 | | メッセージ通信処理の操作 | JIS 32.04.10 |
typed body service | 本体種別表示サービス | 本体種別表示サービス | 個人間通信メッセージの本体内の各部分の本質及び特性を伝達することを許可するサービス。 | 【備考】特性には, 符号化された情報種別が含まれる。 | 個人間メッセージ通信 | JIS 32.08.07 |
user | 利用者(またはユーザ) | 利用者 | 潜在的な発信元又は着信先としてメッセージ通信処理に参加する人又は機能単位。 | | 一般概念 | JIS 32.01.08 |
user agent (UA) | 利用者エージェント(またはユーザエージェント) | 利用者エージェント | 単一の直接利用者がメッセージ通信処理システムと相互作用する手段としての機能単位。 | 【備考】 利用者エージェントは, メッセージ通信処理システムの一構成要素であって, これによって利用者はメッセージを創造, 送信及び受信する。 | メッセージの通信処理及び転送 | JIS 32.02.05 |