[Anthy-dev 3604] 「形容動詞+だ」が優先されすぎるのを修正

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UTUMI Hirosi utuhi****@yahoo*****
2007年 11月 4日 (日) 23:59:15 JST


内海です。

前からそうだったのかもしれませんが、
anthy-9100d では「形容動詞+だ」が強く出すぎるようです。
例えば「かれはきょうだいです」を変換すると
「彼は強大です」になります。

gcanna.ctd では次のようになっています。
> きょうだい #T35*300 兄弟 #T05*250 強大 #T35*250 兄妹 姉弟 #T35*201 鏡
台 #T35*200 橋台 #KK*180 京大
第一候補としては「彼は兄弟です」と変換してほしいところです。

depgraph/conjugate.table を見てみると次のようになっていますが、
形容動詞の接続として強調するのは「な」だけでよい気がします。
//
-@形容動詞語幹 "だろう" St@
-@形容動詞語幹 "だろ" Se@
-@形容動詞語幹 "だっ" @た(助動詞)
-@形容動詞語幹 "で" Sy@
-@形容動詞語幹 "では" St@
-@形容動詞語幹 "に" Sy@ @する
-@形容動詞語幹 "" @だ
 @形容動詞語幹 "な" @連体形接続-接続助詞 St@
-@形容動詞語幹 "なら" Sy@
-@形容動詞語幹 "" @らしい @そうだ @です
-#@形容動詞語幹 "" @終止形接続-接続助詞
//

上記の修正を行うと、今度は「京大」が第一候補になります。
そこで併せて depgraph/noun-variant.depword に
次の補正を行いました。
//
-@団体名のあと "" @名詞のあと
+@団体名のあと "" .@名詞のあと
//

これで「彼は兄弟です」と変換されるようになります。
パッチを添付しますのでよろしければお試しください。

これでいいのかどうか分かりませんが、
ひとまず連絡させていただきます。
-------------- next part --------------
テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました...
ファイル名: anthy-9100d-fix-keiyoudousi.diff
型:         text/x-patch
サイズ:     1115 バイト
説明:       無し
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