Sabel

マイグレーションの仕様変更

マイグレーションの仕様変更がされました。これは致命的な欠陥があったためで、1.1のリリースがまだ先になることもあり、今回のマイナーバージョンアップでフィックスされました。

以前のマイグレーションの仕様ではテーブルごとにバージョンを管理していました。これは通常問題はありませんが、途中で開発に参加した際など、全てのテーブル(データベース)を最新バージョンにしたい場合に問題がありました。全テーブルのバージョンをHEADにするコマンドはありましたが、外部キー制約などの依存を解決できず、非常に扱いづらいものでした。

今回の仕様変更ではテーブルごとではなく、データベースのバージョンが管理されます。

> ChangeLog
マイグレーションの仕様変更 (DB/Task Migration)
現在のバージョン確認が正常に動作しない問題の修正 (Task Migration)
Sabel_Util_FileSystem_Baseの_mkdir()メソッドがWindows上で動作しない問題の修正 (Util)
Sabel.Ajaxの同一インスタンスに対して複数回リクエストを実行できない問題の修正 (JS)
BOOLEAN型カラムに対するラジオボタンのcheckedやセレクトボックスのselectedの挙動の不具合を修正 (Addon Form)
Sabelレンダラのhlinkタグのuri属性に変数を渡せない問題の修正 (Addon Renderer)
その他、細かな改善。